ルックバックをみて 涅槃
どうも。涅槃です。感想を書くような活動はあまりしてこなかったので読みづらい文かもしれません。生暖かい目で見てもらえれば…
はい。ということで今回はルックバックの感想を述べていきます。
この作品、フリップフラッパーズの押山先生が監督をしているので私としてはかなり期待値が高かった作品です。
wikiで調べてみると「蒼穹のファフナー」や「電脳コイル」でもお仕事をされていて。私が見たアニメのタイトルは結構少な目だとは思っているのですが、そんな中このように複数のタイトルが出てくるとは。妙な縁のようなものを感じました。
雑感(雑な感想)
実際見た簡単な感想としては、かなりの大満足。短めだったり、藤本タツキ先生の絵柄を再現していたりと、多かれ少なかれ異質な作品だとは思うけど。それでも記憶にはしっかり残っていて、作品としてとても出来が良いんだなあって思いました⭐(実際明転が早くて。あ、もう終わり?とはなってしまいました。慣れの問題ですね。逆に面白い経験ではありました。)
少し詳しく書いていく。やっぱり感じるところとしては風景の既視感がすごくて…押山監督と殆ど同郷ということが起因しているのかもしれないですね。タイヤに踏まれた雪の感じとか、周囲が山に囲まれてる感じとか。なんだか同級生に藤野や京本がいたような気がしてきました。
あとは何だか観てて俺も絵を描きたい!ってなりましたよね。実際スケッチブック買っちゃいまして、ぼちぼち絵の練習をしています。この様に筆者はすぐに影響を受けます
この作品を見てて思ってしまうのは、若いうちから絵を描いてればーとか、他のことでも言えますけど変な自分の人生のifルート考えてしまいますよね。あいつは幼少期から何かに打ち込める環境があったから…とかの思想も浮かんできてしまいそうです。僕と同じ様な考え方をしてしまう人もいるのでは無いでしょうか。
こうやって若さを羨んでると作中出てきた連続殺人犯みたいになりそうで怖いですよね⭐︎
いや、本当にシャレにならん。この話はやめておこう。
無い過去に囚われないよう用心しましょう♪
と言ってもどうしても気になってしまう連続殺人犯の素性。人を殺さなければいけないほどの動機がどこから湧いてきているのか。作品のアイデアを盗まれて犯行に及んだとのことだが、それほどまでに自分のアイデアに自信を持つにはどのような経緯があったのだろう。そんなことを考えてしまいます。
本来ならこの作品では考えなくても良い事なのかも知れないが、どうしても気になってしまうなぁ。
恐らく自己実現を想像の中だけで済まして技術を身につけられなかった人間が他の重大な何らかの要因で精神を病んで…
うーん正直まったくわからん!ただ言えるのは私は殺人犯が京本を殺すためだけの舞台装置に見えてしまったことですね。これは僕の読解力の無さが起因しているとも言えますけど。と言うかこの作品にその視点は必要ないとも言えそうですね。ま、余計な事考える視聴者もいても良いでしょう。
とは言ってもやはり殺人犯の舞台装置化が引っかかってしまって入り込みづらかったのはありました。
なんだか引っかかった部分ばかり語ってしまいました。せっかくだしルックバックの好きな場面を語りたい。
好きな場面
京本と別れた後の帰り道、藤野がルンルンになっていく所。あのシーンがだいぶ長めに取ってあると思っていて、藤野の感性がなぜか理解できる感じがしまして、何もセリフがないのに強めの共感が生まれていて素直に凄いなと思いました。あのシーン一つで藤野との心理的距離がだいぶ縮まったと思います。
それに(50:50)ぐらいのカット、あれズルいよね。ホワイトアウト前の京本がめちゃくちゃ可愛いんだもの。つらい、泣きそうになるなこりゃ。可愛いは正義ですね⭐︎
まとめ
感想を書いた感想としては、なかなか好きな部分を語る事は難しく、ちょっとした引っ掛かりだけに饒舌になってしまいましたね。今の時点では僕の言語化能力はこの程度です。もっと好きを語れる人間を目指していきたいですね。(本当に好きな気持ちは言葉にしたくないとも考えてはいますが、感情が固定化されてしまう気がして。)
こんな文章をここまで読んでくれた人がいるか分かりませんが、もしいるなら最大限の感謝を伝えたい所です。Biggest kansya…
それでは!
ps:どこにでもいる(気がする)坂本真綾。どんな経緯で仕事受けてんだ???