物語の可能性がひろがる方へ展開しよう 『片づくためのストーリー』★3★
前回はマウスとPCのコードに物語が与えられました。今回はさらにデスク上の物語執筆(=片づく)です。
まず、仕事場には『日めくりカレンダー』があるのですが、これをごちゃごちゃした場所に置いていたため、日めくらないときがものすごく多かったのです。さっそく救出してデスクに移動しました。
おお! めくりやすい! もともと左利きぎみなので、すごく丁度いい位置です。設定では、自分がめくるのではなく、コアラが手を伸ばしてめくってくれることになっているんですけどね。はりねずみの隣にスペースがあいているので、ここには、最近買ったものや気に入ったものを置くことにしました。好奇心旺盛なはりねずみが部屋に来た新しい子をくんくんするという物語が立ち上がります。
つづいてその左のスペース。
思いつきでブラックベアを置いてみました。コアラからの流れです。ただ、これは『悪手』だったようで、気持ちがぜんぜん動きません。『待った』をかけて手を戻し考えること数分・・・
おおお、やった! 伝説の5二銀打ちみたい! 個人的には現時点での『最善手』だと思われます。物語の可能性がひろがる方向へ展開できました。
あまり使っていなかったので片づけていた(でもときどき出すとても便利な)書見台です。スペース的にも機能的にも最高ですし、インスタに記録として読んだ本をアップしようと思っていたのですが毎日本を撮影するのは面倒だよなぁ・・・と萎えていたところに、9二書見台打ち! 隣の日めくりカレンダーとの相性がバッチリで、パソコンからの角度もベスト。
このアングルをフォーマットにすればインスタのための撮影もらくちんですね(デスクにはランプもあるし窓際で採光も最高)。ひめくりカレンダーのおかげで何月何日かもわかり、さらにポストカードをよければ、そのスペースが自由に使える。可能性が大きくひろがる一手でした。ただ、ふつうにきれいに整理していただけだったら、こんなミラクルな一手は生まれたでしょうか?
★物語の展開を大切にする。
★自分の気持ちが動いたかのジャッジが唯一の判断材料
これはまさに私が物語を執筆するときとそっくり同じアプローチで、こうやれば自分にとっては上手くいかないはずはないというアプローチです。今までは『整理整頓をするべき』と思い込んでできずに苦しんでいましたが、『物語を創るべき』とは考えた瞬間、大げさではなく、この世界が変わって見えました。
でもここで一つ問題が・・・『悪手』として外したブラックベア。
めっちゃこっちを見てます。
この子はブルーナさんの初期設定が『読書しすぎて目が真っ赤』ということなんですよね。だから本を読まなかった日、目を休める日に置くと良いかもしれません。ていうかインスタやるなら、撮る前にブラックベアのリボンを直してあげましょう。