『いつか、この空の美しさを思い出す日がきっと来る』フットボールペアレンツ099
こんにちは。マコトです。
私は息子ハルキ(高校2年)とともに、来る日も来る日もサッカーの研究とトレーニングをしています。週に2回横浜へ車で通っていて、私の住んでいる東京からはGOTSフットボールスクール横浜校まで、片道1時間ちょっとかかります。
エジプト代表のスーパースターであるリバプール所属のサラーは10代のとき、往復9時間かけていろいろなものを乗り継いでチームに通っていたというから、それよりはぜんぜん恵まれていますが、それでも車で1時間以上かかるところに毎週欠かさず行くとなると、ときどきは「あぁ・・・もっと近くにあればいいのに」と思ったりします。
ただこうした日々も、いつか良い思い出になるのだと思います。
距離はやらない理由にならない。
この移動の往復合計2時間も、私たち親子にはきっと必要な時間であり、あとから思うと、かけがえのない貴重な時間だったと感謝できるでしょう。
これまでのサッカー人生の中で、良い思い出にならなかった記憶たちもたくさんあるのですが(笑)、横浜へ通った日々は間違いなく良い思い出になるはず。
空があり得ないほど美しいです。こういう空を見ると「ここで良かった、ここじゃなきゃダメだったんだ」と思えます。
この写真は「強化クラス」という、スクールの中でもさらにマニアックな時間帯の一風景なので、参加者全員とは顔なじみです。
ここにいる一人一人が――大人も子どもも、男性も女性も、選手もコーチもどのような未来を創っていくのかとても楽しみです。本来ここにいるはずの主要メンバー、大森知さんは、この日は不在、Fリーグのフウガドールすみだの公式戦に帯同しています。その代わりを担ったマルコーチが一生懸命自分の持っているすべてを伝えようとしていました。
参加者が年齢も性別も超え、誰に強制されるでもなく、思い思いにフットボールを研究し、自分の課題と向き合って人生を豊かにしていく。
完全に自然な空も美しいけれど、みんなの意志で創り上げられた、ピッチで行われている奇跡もぜんぜん負けていないと思います。
いつか、この空の美しさを思い出す日がきっと来る。
あのときやってきたことが、こうして実を結んだんだと実感できる日がきっと来る。
1日1日必要なことを見極めていきたいです。迷いながらも勇気を出して、苦しくてもひと踏ん張りして、足を動かし続けたい。笑顔でボールを追いたいと改めて思いました。
以下、バックナンバーです。
◎01~10
01 『親としてはやめてほしくない』
02 『できない子を笑わない』
03 『サッカー選手になれなかった人がフットサル選手になる』
04 『サッカーに熱心な親だらけ!』
05 『左足で走るのが苦手とかあり得る? 個人的には画期的な大発見』
06 『走る(ドリブル)は誰でもできる』
07 『子どものプレーにイライラしがちなお父さんお母さんへ』
08 『両足で蹴ればシュート力は2倍になるぜ!!!』
09 『セレクションは気にしない!~12打数12安打11ホームランでも、まぁまぁはまぁまぁ』
10 『パパはゲームメーカー! ボールにいかないと世界がまったく変わります!』
◎11~20
11 『思い出しただけでイラつく経験を語っても……』
12 『ボールにいかない派とかじゃなく、目的は何かっていう話なんだけど』
13 『ボールにいかないと1人目のディフェンスはいないも同然。味方はグラウンダーでパスを出さなくてもいいし、利き足じゃなくてもかまわない』
14 『子どもが主役の合宿は、世代を超えて受け継がれていた』
15 『イノシシやゴリラにプレスされても大丈夫! ~今が未来につながっている~』
16 『リフティング(1) ボールを拾って役立てようと 僕は思ったわけでもないが』
17『リフティング(2) 空に向かって蹴るのが楽しい!』
18 『リフティング(3)親と性格が違い過ぎると怒っちゃう問題はこうして解決した』
19 『リフティング(4)私たち親子が回数を目標にしなかった理由
20 『親視点(1)みんなドリブルでいっちゃうツライ日々』
◎21~30
21 『牛若丸ターン! ターン後の着地の姿勢で勝負がついていた』
22 『ドリブルの練習をやめたら劇的にうまくなりました』
23 『質問です。未来を意識していた人は誰でしょう? ゴールの角上とつながる』
24 『原文ママさん 手持ちの動画について意見を交わし合う場を作りました』
25 『世代なので死ぬまでにマラドーナのドリブルを身につけたい――運動神経がダメダメな私でも走れば抜けます』
26 『ゴールへの意識があればレアルマドリードにもたどり着ける』
27 『4ステップはつまずきそうで怖いという質問への回答』
28 『ギュンです! ボールに触れた瞬間に超絶加速する――写真の次のコマの形を当てられたらあなたは名選手に違いないです』
29 『続ギュンです! たいして傾いていなくてももちろん抜けます』
30 『ハルキの自主練なんて一回もみたことないです』
◎31~40
31 『内田史上最強の動き――研究手を基本動作にするプロセス』
32 『7番と9番へ! ディフェンス目線で整理する走る(ドリブル)2022年8月バージョン』
33 『トップ選手との対決で学んだこと――真夏の微妙な大実験』
34 『ボールにいっちゃっている状態とは何かよくわかります』
35 『手を動かしてイラストにしてみるとフォームを覚えられます――中西を描いてみる』
36 『フリーキックの練習を初めてしました』
37 『4ステップがない世界はもう考えられない』
38 『パパさんでも5人ダイレクト成功』
39 『ボールのレイヤーと身体のレイヤーが違うことで、滑らかなスーパープレーが生まれる』
40 『身体はオートマチック、判断はコース取り』
◎41~50
41『プロは目指すものじゃない――どうしても怒っちゃう自分を克服したきっかけ』
42 『ボールなしの練習は最重要!! しゃべるが先で飴玉は後』
43 『走りながらボールに合流する方法』
44 『すべてのプレーはゴールへ続く』
45『景色のプレーと脳内のプレー』
46『試合を動かす選手になる』
47 『ルールは拘束的なものではなく、創造的なもの』
48『ドリブル超得意だけど、、、ドリブルのドの字もみせないぜ!』
49 『親視点(2)止める蹴るを正確に!! なんてまったく考えていません』
50 『そもそもシュート練習をする前に・・・』
◎51~60
51 『なぜ父親が練習しているのか』
52 『 身体を止めずにシュートを打つ』
53 『常識よりも前提。短い距離でもインステップ 』
54 『三手一組の準備ができていれば得点王も夢ではない 』
55『あわや大ケガ……準備も確認も怠らないこと』
56『日本人ってメチャ楽しそうにプレーするね!』
57『忍者?! 一瞬の速さだったら体格差は関係ない』
58『メッシはボールコントロールではなく、身体のコントロールが正確なのでは』
59『ワンステップシュートで文字通り✨超一流✨』
60『このドリブルの最大のコツは、ディフェンスの矢印に意識を払うことだけど』
◎61~70
61『動画編集=宝さがし』
62『ディフェンス時における身体操作(第1歩目)』
63『攻撃の手を緩めない 足を止めたりしない』
64『上手く止めることを目的にしない』
65『次の展開を予想しないでプレーする方がずっと難しくないですか?』
66『親の自分もビビッてしまうけど・・・何ができないかを知りにいく! 』
67『守備の意識が劇変しました』
68『ジンガやフリースタイルのように見えるかもしれないけど』
69『引き込みドリブルのbefore after』
70『自然に思えたプレーがエラーだと気づく』
◎71~80
71『自分も味方も等価で全員を一緒に動かしているイメージ』
72『すべては自分次第。ボールウォッチャーになる? それとも得点者になる?』
73『オレは基本的にダイレクトでプレーするぜ!』
74『決め打ちを見破れれば超一流』
75『スピードが遅い人は 矢印をたよりに!』
76『ハルキの即接地トラップ、イニエスタ選手のトラップ、日本代表のトラップ』
77『毎日プレー動画を編集。研究を続ける』
78 『シュートはすべてギリギリのコース。狙うは角上!』
79『練習後のお楽しみ』
80『練習すると下手になることもある』
◎81~90
81『AIが判定するベストプレイヤーになる』
82『ステップ2回はマジで慌てるんですけど』
83『好プレーのショート動画を編集する』
84『ハードスルーは超便利!』
85『トラップとターンとシュートが一つの挙動になる』
86『大前提を忘れない』
87『引き込みターン~ボールと身体の分離』
88『100%のキャンセルが出来たのは史上初かも』
89『親子リフティングで意識したいくつかのこと』
90『毎日もうやめたい、下手くそすぎると思ってプレーしているけど、たぶん明日もやめない』
◎91~100
91『走りながら蹴る』
92『ジャゴナウのような新しい動きを学ぶときも、決め打ちでトレーニングしてはダメ』
93『100パーセントキャンセルと半歩ズラしシュート』
94『反発ステップで大事なのは1歩1歩の加速。7番9番で大事なのは勇気』
95『ブロックカットインと2段階加速ドリブル』
96『カットインキャンセルとコンビネーション』
97『いろいろ動画を上げてるけど、トッププロ相手に勝てるのか問題への解答』
98『キック&ダッシュではなく、ダッシュ&キック』
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