私の生理は重かったんだな
突然ですが、不妊治療をしています(ホントに突然)。
そのことはまた書くとして、不妊治療の一貫で、排卵をコントロールするためにピルを飲むことがあります。私はもう二度飲んでるのだけど、それによりいつもより二週間ほど早く生理が来ることがありました。(これ以下、生理の描写が続きますので不快な人はおかえりください)
ご存知と思いますが、生理というのは大体月に一度、内蔵の内側が毛細血管ごとブチブチと剥がれ落ちて、血液とともに排出されるという超グロテスクなイベントです。その周期は人によって25〜38日と様々だそうですが、周期が長いほど、子宮の内側の膜は厚くなるようで生理が重くなることが多いと解釈しています(個人差があります)。
で、私は大体35日周期。そう、めっちゃ重い。
大学生のときに、生理が来ると一週間ほぼ痛みで寝ている友人がいたので、その人に比べたら大したことないなと思ってたんですが。
会社の検診とか、婦人科にかかるようになって、ドロっと煮こごりみたいな血液の塊が出てくるとか、鎮痛剤を飲まないと我慢できないくらいの生理痛があるとか、黄体ホルモンの関係で便がゆるくなり、そのせいで頻繁に失神するとかは、どうやら生理が重いと言って差し支えないらしい。
とはいえ、「生理は病気じゃない」とかよく聞くし、他人と比べられるわけじゃないから(生理痛がない人もいるって知ったときは驚いたけど)、それでもピンときてないところはありました。
で、冒頭に書いたとおりピルを飲んでいつもの半分くらいの周期で生理が来たら、本当に楽…。生理痛こそ少しあったけど、出血量も少ないし、なんといっても血液がサラサラ。ドロっと、ドバっと出るあの嫌な感じがほとんどない。数時間ナプキンを変えられなかったりすると、やべ!ってトイレに駆け込むんだけど、「あれ、こんなもん?」とちょっと拍子抜けする。いつもは27cmくらいのナプキン使ってるのに、生理後半の20cmくらいのナプキンでも大丈夫なくらい。
ピルのおかげで、自分自身の生理と比べることができて、ようやく自分の生理は重いのだということがわかったのである。
とはいえ、生理のためにピルを飲んでるわけじゃないので、普通の周期で生理を体験したらどうなるかは不明です。私の場合は、ピルを飲むと初日は吐き気と倦怠感で起き上がるのもしんどくて、あまり常飲したくはないかな。何かを毎日続けるというのがすごく苦痛なので、そういう意味でもたぶん飲まないと思う(そもそも高いし。一ヶ月で五千円くらい)。
ただよく言われるように、私の場合は肌がきれいになった。いつもと変わらぬズボラお手入れでも、透明感がまして肌がなめらかになり、トラブルがほとんどなくなる。妊娠すると肌がきれいになるって聞くけど、こういう感じなのか〜と疑似体験した。
なんだか急に書きたくなったので書きました。おしまい。