フランスで一番好きな場所、ジベルニー
もはや去年(2016年)の10月のことなのですが、たまに行きたくなるジベルニーに行って来たときの話です。
ジベルニーはモネの家と庭園があるので有名な場所で、その美しさからとても人気が高い場所です。パリからだと、サンラザール駅から1時間に1本くらいしかない電車に乗って1時間くらい。そこからモネの家まで直通バス(有料)に乗って15分くらいで着けます。5月〜10月の短い間しかやっていなくて、私はなぜかいつも閉園ギリギリの10月最終週とかに行くことが多いです。本当は蓮の花が咲きまくってる時期に行きたいのだけど、10月は紅葉しているのがなかなか素敵です。
モネの家と庭自体が美術館のようになっていて、リビングやベッドルーム、そして古いタイル貼りのやたらかわいいキッチンなどが見られます。浮世絵のコレクターでもあったモネ、展示されてるのはたぶんイミテーションだけど、日本でもなかなか浮世絵見る機会ってないので楽しめます。
モネについては調べるとやたら子沢山で、なぜか友人の妻と子どもと同居(その友人はいない)していたりして、しばらくするとその妻とくっついたりしてて、なんかよくわからない人なんですが、庭園を見るとそのセンスにとにかく脱帽。モネの絵ってどれもとても美しいけど、絵よりももっと美しい庭がそこには広がっています。
帰りは、印象派美術館に立ち寄りました(ここのレストランでごはん食べたけど、おいしくなかった…フランスの観光地&田舎でおいしいものにありつくのはそもそも無理な話だけど)。
そこでやっていたJoaquín Sorolla展(上の絵)がすごくよかった。スペイン人の画家で、海辺の絵が多いみたいでした。←何しろ一年前のことなので、超うろ覚え。
モネの庭はツアーだと半日コースでせわしないみたいだけど、個人で行くと好きなだけ(バスの時間がある限り。最後は18時頃)いられるので、本当に心が洗われます。ここに来るといつも、「フランスで一番好きな場所はここだなぁ」と思ってしまいます。