1ヶ月半ぶりのパリ
セーヌ川の大洪水にもみまわれず、久しぶりに戻ってきたパリはいつも通りちょっとグレー。
いつもと違うのは、あちこちにEURO2016の雰囲気がただよっているところくらい。道端の空き瓶回収箱も、この通り!
今回は、ラモット・ピケの友人の家に滞在していたので、エッフェル塔がすぐ近くに。夜帰ってくると、毎日いろいろな国の国旗カラーに様変わりするのが見える。たまに見ると、やっぱりきれいだな〜!と思うし、キラキラ光るのを見ればつい動画を撮りたくなってしまうけど、近くすぎると、チカチカ目ざわりで、明け方までうるさく感じるものなんだなってことを知ったりする(笑)
開幕日に到着したので、フランス人たちのテンションもMAX!!かつ、いつもより街角で英語やほかのたくさんの国の言語を耳にする。カフェのギャルソンもユニフォームを着たり、フランスグッズを身につけたり。でも閉店時間になってもなかなか帰ろうとしないお客にしびれを切らしている場面もよく見かけたりする。
今回の滞在は、ダウンロード・フェスティバルというロックやメタルのフェスに行くのが目的だったのだけど、あとはのんびり1ヶ月半ぶりのパリを楽しんだ。
フランス名物のストライキは、エールフランスや国鉄、果てはゴミ収集業者にまで広がっていたようだけど、私が滞在していたときはだいぶましになっていたみたい。でもフランスを代表する通信社AFP本社もスト中であることをデカデカと示していたし、パリの南で行われた大規模なデモでは、頭から血を流す人の姿が報道されたりした。
天気がめまぐるしく変わったり、メトロが急に止まったり、ジプシーに遭遇したり、パリは相変わらずとてもパリだった。