【図解】YouTubeで再生されやすい切り抜き動画とは【VSEO】
これまでnoteにあげてきた記事をまとめた電子書籍『データで見る再生されるための切り抜き動画』をKindleから出版しました。そこで、今回は本書について、図解を交えながら紹介したいと思います。読んだ本の紹介はnoteでも何度か行ってきましたが、自分の本を紹介するのははじめての試みになります。
この本はタイトルの通り切り抜き動画と言う切り口から、YouTubeで再生されやすい動画の特徴をデータに基づいて明らかにしていくものです。「内容が被る場合早く切り抜きをアップロードした方が再生されやすい」などの直感に対して、実際のデータを調べ、本当はどうなのかということを1つずつ明らかにしていくと言うスタイルです。
切り抜き動画をメインに対象としていますが、一般のYouTubeの動画でも通用するような検索エンジンの最適化テクニックも含まれています。
切り抜き10時間ルール
切り抜き動画の投稿はもとの動画の配信終了後なるべく早い方が良いのかと言う疑問から、投稿までの時間と再生数についての関係を調べています。
結果としては10時間位かけて切り抜き動画を投稿するのが最も良いことがわかりました。時間をかけすぎると再生数は低下するのですが、逆にあまりに早すぎても再生されないので、10時間位は作業の時間に当てて切り抜きを作成するのが良さそうです。
再生されやすいタイトル
動画の中身とは別に、検索エンジン最適化の観点から再生されやすいタイトル、概要、ハッシュタグについても調べています。
まず再生されやすいタイトルは長いタイトルです。YouTubeのタイトルの上限は100文字ですが、100文字に近いほど再生がされやすくなります。長いタイトルは画面上では省略されて表示されないのですが、YouTubeの検索エンジンが機械的に処理を行うときに参考にしているのでしょう。
また人の注意を引くような文字を入れると言うのも効果的です。数字を入れたり、ビックリマーク・ハテナマーク、「w」などが効果的です。
再生されやすい概要
再生されやすい概要欄の長さは、1000文字が目安となります。YouTubeでは上限5000文字まで入力することができるのですが、1000文字以上は再生数にあまり影響がなさそうです。
概要欄にはリンクをたくさん入れた方が再生されやすい傾向にあるようです。目安としては最低でも7個リンクを入れるようにしましょう。可能であれば25個程度入れるのがベストです。
再生されやすいハッシュタグ
再生されやすくするためには、ハッシュタグを14個つけるのが目安になります。これより多くても少なくても再生数が下がってしまいます。
そして再生されやすいタグは他の動画でもよく使われている定番のタグになります。切り抜き動画の場合、下の動画の配信者の名前や所属事務所の名前を入れたり、「切り抜き」と言うタグを入れるのが定番になります。
再生されやすいサムネイル
動画を検索するときに一番初めに目に入ってくる情報がサムネイルです。サムネイルには文字をたくさん含めているものと、シンプルに画像だけのものがあります。どちらがより再生されやすいのでしょう。
結果としては文字が多い方が再生されやすいようです。タイトルで目を引く文字に効果があったように、サムネイルの中の文字から受ける印象も再生を左右する重要な要因になりそうです。
まとめ
拙著『データで見る再生されるための切り抜き動画』の図解をしました。タイトルや概要などは切り抜き動画に限らず一般のYouTubeの動画にも適用できそうなので、ぜひ有効に活用してみて下さい。
またご興味を持たれた方はぜひ本書の方をご一読いただければと思います。
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