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Geminiで爆速TASK分解&WBS/ガントチャート作成!
こんにちは!吉川です。
今回はGeminiで自動でTASK分解とWBS/ガントチャート作成を行う方法を試してみました!
GeminiはGoogleスプレッドシートと連携できるので、AIにプロジェクト計画書を読み込ませた上で、TASK分解とスプレッドシートでガント形式のWBS作成が一気にできるのでは?と思ったのがきっかけです。
特にGoogle Workspaceで業務をしている人(私もそうです)には、とてもオススメなのでぜひご覧ください!
1.Geminiで自動TASK分解
WBS/ガントチャートを作る上で、まず必要なのがTASK分解
プロジェクト開始から終了までの必要TASKを分解していくのですが、
これ時間かかりますよね。。
今回はこのTASK分解からAIで自動でやっちゃいます!
まずはプロジェクト計画書などを用意します。
今回は仮で、プロジェクト概要、目的、課題、仮説、打ち手(サイト概要)、簡単なマイルストンを記した簡単な計画書をGeminiに作ってもらいました。

この画像とともに、以下プロンプトを入力しTASK分解をしてもらいます。
(※有料版ではPDFなども読み込めるのですが、無料版を今回利用しているため画像形式で読み込んでもらいました。)
添付のプロジェクト計画書を読み込んで、詳細なWBS用にタスク分解して。
タスク名・開始日・終了日・担当
の項目で作って
すると、以下のようにTASK分解してくれました。
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これでWBS/ガントチャートを作る準備は完了!
※最終的に項目の精査は必要ですが、自分はこの方法は業務でめちゃくちゃ使ってます。(Geminiだけでなく、もちろんほかのLLMでもできます!)
2.GeminiでGoogleスプレッドシート連携し、WBS/ガントチャートを作成
ここからWBS/ガントチャートを作成していきます。
Geminiが便利なのは、作成したリストなどをGoogleスプレッドシートに自動で連携できること。
やり方は簡単!以下の「Googleスプレッドシートにエクスポート」をクリックするだけ

すると、以下のようにスプレッドシートが自動で作成されます。

ここからちょっと調整し、ガントチャートにしていきます。
1行目に日付を追加して、該当する日付を塗りつぶす形でガントチャート化していきたいのですが、そのための関数などもGeminiに考えてもらいます。
1行目にある日付に対し、
B列にある開始日が1行目の日付以前
C列にある終了日が1行目の日付以降
を塗りつぶすようにしたい
と聞いたところ
=AND(H$1>=$B2,H$1<=$C2)
これを条件書式設定にいれればいいよ。とのこと

さっそくいれてみると・・・

はい!意図通りのWBS/ガントチャート完成!
※ウチではこれ全体でWBSと呼んでいるのですが、各社表現が違う可能性があると思い「WBS/ガントチャート」とわかりやすく表記しています。
3.最後に
いかがでしたでしょうか?
WBS/ガントチャートという実際作ると面倒な業務が爆速でできてしまうこともすごいですが、その前提のTASK分解をAIにやってもらうのは本当に使えると思ってます。
できたものが正しいか正しくないか。それを確認するのは人間ですが、その前段をAIにやってもらうことでスピードアップだけではなく、自分では思いつかなかったことを提示してくれたりもするので、
AIで能力拡張をし業務を行っていくのは、最近改めて必須になっていくなと実感しています。
今後も実用的なAI活用をどんどん発信していきますので、よろしくお願いします!
では、また次回!