イキてる?腹いっぱいイキして生きよう
日曜の朝、
神々しいおひさまの光が差し込むと
また新たに命が吹きこまれたような
うれしさが腹の底から湧きあがります。
突然ですが、言霊クイズです。
「生きる」はなぜ
「イキル」と言うのでしょう?
はい、全員大正解!
なんて、
柄にもなくおちゃらけてみましたが、
今日はお日さまの光と共に「生きる」のに欠かせない
「空気」と「呼吸」のお話です。
イキ、できてる?
最近、アトピーの痒みが出た時に、
ほとんど呼吸が止まっている
ことに氣づきました。
以前から「全集中の深呼吸」などとして、深呼吸についての様々な氣づきや情報は書いてきたのですが、
なんと!
普段の呼吸ができてなかったかも!
という氣づきがあったのです。
氣づかせてくれたのは、アトピーの痒みでしたが、
さらに、同じ頃、
突然わが家に「二酸化炭素濃度計」が設置され、
呼吸をすることと共に、
吸っている大気の組成がよくなかったかもしれない
ことに、やさしい夫のお陰で氣づくことができました。
(呑兵衛の彼は彼自身の無呼吸について調べていて氣づいて購入したのかもしれませんが、最近深呼吸をよくしていたわたしを見てそれを設置してくれた、ということにしておきましょう。笑)
冬の朝、二酸化炭素濃度は1300ppm超え!
ある日突然設置され、デジタルなピカピカしたデカ数字を常時視界で燦々と主張する二酸化炭素濃度計。
睡眠中にもけたたましいアラームで起こされ、
気になってリラックスできない。。と
最初はとても不愉快だったわたし。
こんな感じのです👇
ところが最近就いた新しい職場でも二酸化炭素濃度計が設置されていたこともあり、ちょっと調べてみて、なるほどと、意識と心持ちを改めました。
現代の住まいは高気密高断熱仕様。省エネを旨として、また室温の快適さ優先で当たり前だと受け入れてきましたが、
祖母の昭和初期建造の家を思い出すと、すきま風が入ることの、なにか、大切さがあるような感はたしかにあったのです。
当時から見れば、二酸化炭素の濃度を気にしなければならないなんて想像もしなかったでしょう。
ただ、こうした資料👇をみれば、現代はそれが必要なことが分かります。
そして、濃度計の数字を意識するようになって初めて分かったのは、
自分の感覚では二酸化炭素濃度は分からないということと、
効率の良い換気の仕方。
窓を開けていられる季節は問題ありませんが、隙間風の吹き込む日本家屋でない限り、
エアコンを使う季節には意識する必要があるということです。
通気口は常時開いていても、当然、
風のない日は空気は動かないこと、
閉め切っていた屋内に、どのように風を通せば速やかに全室の空気が入れ替わるか、
どんなタイミングで換気すればよいか、
などが分かってきたので、賑やかな二酸化炭素濃度計さんとは、必要に応じてオン/オフすることで、うまく付き合えるようになりました。
なぜ、いま?
ところでこの数年で急に二酸化炭素濃度を世の中が気にし始めたのは、
多分、こちら👇の事件と、
コロナ禍のマスク問題を考える人がたくさんいた、という理由があったからかもしれません。
また、感染対策として意識された換気で、別の側面の重要性に氣づいた人もたくさんいらしたのかもしれません。
「イキる」上で大事な問題に氣づかせてくださった方々に感謝です。
大事なときは腹でする
また、いま学んでいる「やまと体術」でも腹式呼吸が重要だと伝えられています。
もしかしたら、ちょっとした慢性的な身体の不具合の原因が、呼吸や空気で改善することがあるかもしれません。
実際、日常的に腹式呼吸を意識してやりはじめて、
様々な小さな症状が緩和することに氣づきました。
深呼吸でも同様ですが、特に、
吐く息の時にゆるみます。
ただ吐くのではなく、なるべく、
おだやかに、ゆったりと。
レオ様のように、そう、森本の。
それまでガチガチに固まっていた肩の筋肉はゆるんでリラックスし、耳の帯状疱疹の後遺症によるめまいも次第に緩和され、痒みはフッと消えます。(もちろん一時的にですが。)
少し話が逸れますが、
特にわたしはながら作業をよくする割に、二つ以上のことを意識して行うことは一般的な人より苦手な脳の持ち主です。
一つのことに長時間集中しやすいのですが、あまりに集中していると、呼吸までやめてしまうことがあるようなのです。
また、これは更年期や筋力の衰えと思いますが、睡眠中も無呼吸になることがあるようです。
ホットフラッシュの場合もあるかもしれませんが、無呼吸になると急に寝汗をかくのだと、呑兵衛で無呼吸になる夫から教えてもらったことで氣づきました。
水泳をしていたからか普段の呼吸は胸より腹でしている感じだったのですがそれでも、「全集中の深呼吸」をいくらしても、常に呼吸自体をしていなければ話になりませんよね。
今日もイキていることに、感謝
ここ数年、もしかすると更年期に入った頃からか、家でじっとしている時や寝ている時の呼吸が非常に浅いか、ほとんどしてない時があることに、なんとなく氣づきながら大した問題ではないと思っていたようです。
「生きる」は「息る」と書いてもいいくらい、
呼吸は生きることと不可分なこととして、
自分の呼吸を、吸っている大気のことを意識しはじめた五十路の新春のお話でした。
ちなみに、
「温暖化対策」としての「省エネ」は必要ないと考えています。
温室効果ガスは二酸化炭素だけではありませんし、二酸化炭素を増やさないエネルギー源からエネルギーを取り出す技術はすでに開発されていると考えています。
それ以前に、地球の温暖化のピークはすでに過ぎて、いまは寒冷化に転じており、今後の地球は氷河期に向かうとされています。
地球の気温の上下は地球という生きた星の日内変動のようなものですので、それは止まりません。
イノチある生きた星の上でどう生きるか、なんのために生きるかを考えるようになりましたので、
家計の都合以外では省エネはもう氣にしていません。
テレビと新聞だけでYouTubeを使っていなかったころは、地球を守るために相当「エコ」な人だったわたしがこんな風に変わるのですから、
とにかく面白い時代ですね