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重要土地利用規制法?そもそも「土地」について思うこと

日本の土地が国外資本によって買われ続けている

ことは、都市伝説に関心のない人でも広く知られるようになってきました。

元都市伝説系YouTuberで、いまは言霊に詳しく、群馬に古民家を購入して畑とコミュニティーを作っておられる コウジ さんの動画👇で、


”中国資本に買われた北海道の面積が静岡の面積を超えた” 
と触れられていたので、もうそんなになったのかなと思い、調べてみると、ちょうど今日、その対策の体を取った法律が施行されるようです。

恥ずかしながら初耳でした。TVのニュースを殆ど見なくなったせいかと思い、法律の内容とネット記事、SNSを調べてみると、ある意味、納得でした。

昨年成立したという、略称「重要土地等調査法」、または通称「重要土地利用規制法」。

日経の記事によると、今日、9月20日に全面施行することを、4日前の16日に内閣府が決めた、らしい。

正式名称は、「重要施設周辺及び国境離島等における土地等利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律」。

重要土地等調査法の概要(PDF)ー内閣府

ーなるほど。

”土地利用規制” と銘打っておいて、内容は実質的には ”調査” の権限を設定してちょっと色をつけただけのもの。

”調査” の結果、”重要施設等” とする場所の周囲1km圏内に限り、重要施設の機能を阻害するような行為が認められた場合の罰則もちゃんと決めたよ、という感じ。

分かりやすい。

施行に反対している人もいるようですが、反対派の心配にも及ばないような、取ってつけたような建前の法律ではないかなと思いました。

ですので保守的な考え方で見れば、
「こんなものはまやかしに過ぎない。こんな法律では日本の土地を守れない。やはりこの政府は日本の土地を守る気なんてないんだ」
というように考えられるのではないかと思います。

参政党でも、国防としてこの問題をかなり具体的に考えていたとわたしは認識しています。

でも、
コウジさんの動画の主意と同じで、
わたしの思うところもそこにはありません。

参政党をマスメディアが伝えない事実を伝える党として支持していますが、そこの考えには賛同していません。

そもそも「土地」は「誰かのもの」ではない、

と考えているからです。

クニ」や「ヒト」を近代に作られた「国家」や「国民」という枠にはめて見れば、「領土を奪われる」「日本人の命が脅かされる」という懸念が出てくるのかもしれません。

でも、
地球の歴史や古代史を勉強していくと、やはり思うのです。

土地も、自然も、自分の身体も、他の生き物も、全部、
地球のもの地球を創った神様のもの、だと。

それを、ある特定の時間を区切って、お借りしたり、
自分の中に取り込んでお返しする循環に入れていただくことができるだけ

その概念が、
「やまとこころ」の中には根付いているはずだと思っています。

「土地」は国や誰かが「所有」するものではなく、
一時、責任をもって「管理」させていただきながら、
「使わせていただく」ものである、
と。

だから、周囲の人が迷惑するような自分勝手な使い方は許されない
そして、時が来れば、きれいにしてお返しする

「国土」という概念も、国が所有しているわけではなく、
細かく区切って民に管理を代行させて使わせる土地を、
総じて管理するのが「クニ」
であって、

土地の使用法は原理的に
地球に住むすべての人、あるいは、
その土地によって、生かされているすべての生き物の
公共の利に与するものでなければならない

と、思うのです。

これは絶対に、そう思うのです。

その証に、「土地」とは、誰が、どの国が所有していようとも、
地震による沈降や海面上昇など、地球の大きな営みによって、
「所有者」の意思にも過失にも何ら関係なく、突然に、奪われます。

地殻の変動や海底噴火、海面下降によって、また生み出されもします。

モノでもアイディアでも、ヒトは、ふつう、
「自分で生み出したもの」を「自分のもの」と言います。

そして、「自分のもの」だから自分の意思で消滅させることができます。

そうした原理をして考えれば、
自治体と国は、どの国から来る人であろうと、北海道の森林を、それによって生かされているすべての生き物の公共の利に与するように責任をもって「管理させ、使わせ、返させる」のであれば問題ないはずだと思うのです。

責任をもってそうさせるには当然、その間、その地に定住してもらうことは要件だと思いますが、それは、元々日本の人であっても同じ。

どの国のことであれ、自国の土地であればどんな使い方をしてもいい、と、同じ地球の住民として言えるかということも同じだと思います。
(水も、風も、火=熱も、地=資源も、国境に関係なく地球を巡っている。)

当然、裏の意図あっての制度設計なのだと思いますが、
現代、日本列島の土地を適当に手当たり次第に切り売りしています。そのうえ地方には、所有者の把握も生存も確認できていない土地が沢山あると聞きます。確認するのはほぼ税金を取るためだからでしょうか。使い方の規制もずいぶんざっくりしているなと思います。

いまの日本の土地をぞんざいに扱ってきたのは、当たり前のように日本に住んできたわたしたちです。

そのことを、天から諭されているのではないかと思うのです。

先ず振り返るべきは足下ではないか、と、
家族の名義で田舎に小さな土地を所有させていただいていながら、責任をもって管理できているだろうかと省みながら、思うのです。

「日本の土地に日本人が住んでいる」とひと口に言ったところで、
細かく見れば、都市部では、
土から遠く離れた高層建造物にぎっしりと集中する一方で、
かつて先人たちが苦労して拓いた里とまちを放置していく現状です。

であるなら、
どの国から来られようとも、そこに住まい、
同じ里に住む人たちやその地に活氣を与え、
周囲の環境に則して責任をもって土地を使い、
生かしてくださるのであれば、
その方がよいはずです。

誰かが悪いことをするのではないかと思えば、
誰かが悪いことをするものです。

その法則に国籍は関係ありません。

使用の権利を得るにあたって、外の国から来た人より長く日本に住んできた人が優先されてもいいとは思います。
また、同じ原理で考えれば、
国内の人が国内で権利を得る機会は平等であるべきだとも思います。
もちろん、土地の売り買いで利益を得るのも、原理的にはおかしな話、ということになります。

日本の人であるわたしたちが、氣付かぬうちにそのような環境、そうせざるを得ない状況にどっぷり浸されてしまったところには、たしかに、日本の外にいる人たちの身勝手な謀があったのだとは思います。

しかし、ヒトの過ちにこだわるより、
自分の過ちを省みつつ、課題を明らかにして、
これからどうしていくことが
そこに住むみんなの望みなのかを考えたいし、
そこに全てのエネルギーを使いたい、とわたしは思っています。
省エネ志向です。


「ヒト」についても、こう考えています。


世界人類みな家族。
全ての人は、時間空間を縦横無尽に、
つながりあっているから存在できている。

諸行無常。
生命がそうであるように、一切(全て)のことは変化しつづける。

物事を、ある特定の時間を区切って見ることで、
面白いこと、悲しいこと、学べることは大いにあって、
それを体験することこそが、
ここに生きる意味なのかもしれないとも思います。

それでも、
いつか「日本」ができたように、
いつか「日本」はなくなるし、
その前にはきっと少しずつ形を変えていく。

「日本列島」ができたときも同じ。
少しずつ形成されてきていまの形があり、
いまも少しずつ変わり続けています。

「中国」の人、「日本」の人、「アメリカ」の人…
一括りにしてしまっては、何も語れないと思っています。

ひとりひとりの「人」を見ていく時代だと思っています。

日本という土地に来て、人が良くなるのであれば、
来てもらって、母国に「日本の心、やまとこころ」を拡げてもらえばいい

日本が「日本」になってから代々「日本」に住んできて、
日本が誇る「やまとこころ」を持ったヒトは、これから減っていくのだし、

日本が「日本」になるずっと前から、
「日本の心」の原型を持っていたヒトたちは、
血を分かちながら、血をつなぎながら、
世界中にいるのだから、きっと思い出せる。

そしてわたしも、特定の区切られた時間、
「わたしが生きている時間」を過ごすときに望むことは、
できるだけ、
悲しい、悔しい、寂しい、を感じる時間より、

うれしい、たのしい、しあわせ、
ほっこりする、わくわくする、
ほっとする、どきどきする、

を感じる時間が、長い方がいい、ということ。


旧皇族華頂博一氏講演会は10月9日(日)

そんな「やまとこころ」なお話を発信し続けられているお一方、
旧皇族華頂宮殿下が、
10月9日(日)鎌倉で講演会をされます。👇
良心的な、3,000円ぽっきり。(前売り・税込み)
本日現在まだ空席ありそうです!

他にも、生粋の「やまとこころ」をもった
大好きなYouTuberさんが他にもたくさんいらっしゃいます。

また機会あるごとにご紹介させていただきながら、
「やまとこころ」で考えたいろんなことを
書かせていただきたいと思っています。


長文お読みくださりありがとうございました。

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