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ありがとうの罠。

人に感謝しなさいと教える日本
人に迷惑はかけるなと教える日本

ありがとうをたくさん言うといい。
ありがとう100回ワーク。
そうすると、運気が上がるよ。

なーんて。

「じゃあ心からありがとうと思えない、
 そんな私はどうすればいいの?」

綺麗な自分だけに感謝する
綺麗な物事だけに感謝する
〇〇だからありがとうと条件付きの感謝を向ける


感謝よりも大切なのは、自分の心。
「自分の心」という「衝動」


悲しみに暮れる私はどうすればいい?
憎しみに溢れる私はどうすればいい?
怒りに満ちる私はどうすればいい?

"" こんな私は愛してもらえないの? ""
"" こんな私は見てもらえないの? ""

そんな
自分からの悲痛な叫びが
肚の奥底から聞こえてくる。

悲しくて悲しくてたまらないのに
憎くて憎くてたまらないのに
怒りが溢れて今にも爆発しそうなのに

そんな私に見向きもしてくれない
"あなたは私じゃない" と見放されて
「感謝」というハリボテの私だけが愛される。

そんな私自身に
私自身が感謝をしたいと思うかな?


私の感覚では
感謝って、全ての上に君臨するもの。
感謝って、湧いてくるもの。(衝動)
陰と陽が統合した先にあるもの。


他人への怒りの度数は
自分に対する怒りの度数。



感謝よりも大切なのは
今この瞬間、私の心に湧いているもの。
今この瞬間、私が感じているその心。

これを誤魔化しつづけると
感じる心という「感謝」が感じられなくなる、
感度がなくなるということは
「幸せ」すら感じられなくなってしまうの。



感情は、
クリエイティブでありセンス。
自分にしかない美しさ。

そんな大切なものに
蓋をすることを選ばないで。

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