寝台特急と旅のはじまり
いよいよ夏の大冒険がスタート。
7泊8日、
瀬戸内ひとり旅の思い出を綴っていきます✍️
瀬戸内海ひとり旅の記録
(0日目・寝台特急 編)
出発の日。
日中は丸1日、出勤日。しっかり働き、帰宅後お風呂と夕食を済ませ、東京行きの新幹線に乗り込んだ。
平日の新幹線は、仕事終わりのサラリーマンの姿がたくさんあって、どことなく全体的に疲れている雰囲気。一方わたしは、これから始まる冒険にわくわく&すっきりさっぱり清々しい気持ち。
なんとも対照的な状況で、申し訳ないような、さらにウキウキしちゃうような。ちょっとフクザツな気持ちだったけど、「この日のために、たくさんたくさん仕事もしたし準備もしたんだから!」と自分に言い聞かせる。旅行のパンフレットや旅行の計画メモを見ながら、旅のはじまりに胸を高鳴らせた。きっと側から見ても、ワクワクが溢れ出ていただろう。
そして、東京へ到着。
寝台特急サンライズ瀬戸の出発時刻は
21:50予定。
乗り換えがイマイチ分からずあたふた。
事前に調べたはずだったのだけど・・・。なかなか東海道線のホームにたどり着かない。「寝台列車」=「在来線」という意識がどこかで抜け落ちていたので、途中まで新幹線の改札を目指して歩いていた…!駅員さんに聞いて無事にホームへ。先行きがすでに不安になった(笑)
21:25頃
駅のホームにサンライズ瀬戸・出雲が到着!!
21:30乗り込み開始
寝台特急の中へ!
さて、寝台特急が予約できるのは、乗車日の1か月前の午前10時から。だいたいピッタリにみどりの窓口に並んだ。特に人気の部屋は即売り切れてしまうらしい。無事に購入することができた。(そういえば、その時に見かけた男性が印象深くて記事にした。)
車内にはシャワー室やラウンジもあって、ラウンジは出発前から多くの人で賑わっていた。
シャワー室は人気でシャワーカードを手に入れるのが結構大変らしく、わたしは出発前にお風呂に入ってから家を出ることに。
遅れの新幹線を待って
22:00前に出発!
車窓からの景色
寝台列車の乗り心地
ベッドに横たわりながらも、着実に目的地へ向けて電車が動いている!という感覚が、なんとも不思議。
「あれ、なんか前にも同じ感覚味わったことある・・・!」と思った。それは、幼少期、父が運転する車に乗ってディズニーランドに行く時の感覚!あの時の車内だ!!と気づく。
うちの家族は、毎年夏休み恒例行事でディズニーリゾートへ行っていた。お風呂も済ませ、父は仮眠をとり、夜22時頃に出発。そして、朝方にはディズニーの駐車場に着く。その時のわくわくする気持ちに似ているんだ!!!と、子供の自分がひょっこり顔を出す。
小学生の頃の自分と31歳の自分が「いくつになっても、夏休みってワクワクするよね〜、うんうん」と共感しあっているような感覚に。
さて、眠れたかというと・・・
【結論】好奇心が勝りすぎて、うとうとくらいしか眠れなかった。(遠足前の子どものよう…!)
1番は「今どこを走っているのか」が、気になりすぎて、その都度、Googleマップを開き位置情報を確認していた。
こんなかんじで位置情報リサーチ。
(こりゃ熟睡なんてできるはずがない 笑)
「次の日のことも考えて、現在地確認は、ほどほどにして!!!」とこの時の自分に伝えたい。笑
あともう1つ、後悔したことがある。
それは、夜食やおやつを全く用意していなかったこと。「夜ご飯も食べたし、高松に着いたら美味しいうどんを食べればいいや!」と思っていたが、浅はかだった。
ぐっすり眠れたら別として、先述の通り、うつらうつらしか寝ていないから、もう早朝から空腹に耐えられなくなり・・・しまいには「寝不足×空腹」で気持ち悪くなってしまった(涙)
でも、そんな気持ち悪さも吹っ飛ばしたのは
瀬戸大橋から見た瀬戸内海!!!
朝日に照らされ、キラッキラに輝いていた。
感動。泣きそうになった。
ずっと見たかった瀬戸内海といよいよ対面できて、大感激!!!!
寝台特急に乗ってみて(まとめ)
・シングルBの広さちょうど良い!!
・階下の部屋は、ホームにいる人の足元が見えて面白い!
・朝ごはん、おやつ必須!
・トイレ近くの部屋は何かと便利!
・このわくわくは誰かと共有したい!
⇒いつか「2人用サンライズツイン」にも乗ってみたい。(激戦の人気客室らしい)
7:30高松着
高松上陸!
すぐさま空腹を満たしたい!!!と
向かったのは「めりけんや高松駅前店」
駅から徒歩1分
午前7:00〜やっているうどん屋さん
すでに結構な人数がうどんを食していた。
記念すべき第1杯目のうどん!
注文後に、「大」はうどん2玉分ということを知る。「こんなに食べられるかな」と心配になった。最初のうちは食べても食べても減らないと思っていたのに、気づくとペロリと完食。汁まで飲み干し、ようやく空腹でどうにかなりそうだったお腹が満ち満ちに満たされた。「お腹いっぱい胸いっぱい」とは、まさにこのこと。
うどん県で食べたうどんは、コシがあってもっちもち。空腹に染みわたり、旅のスタートの大きなエネルギーとなったのでした。
こうして、いよいよ、旅の1日目がスタート!
わたしが1番行きたかった場所。「直島」へ向かいました。
旅のはじまり編
おしまい。
瀬戸内海ひとり旅の記録
つづく。