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シーリングスタンプはじめました♪

大切な人に手紙を書くのが好きだ。

お世話になった人や、家族、友達、時には未来の自分にも手紙を書くことがある。


溢れる想いをどうにかこうにか言葉にしたためて、最後に真心込めて封することができたら、どれだけ素敵だろう。まるで、気持ちを真空パックするみたいに。

そんなわけで、密かにずっとシーリングスタンプに憧れていた。子どもの頃はよく外国の映画で目にしていて(ハリーポッターとか)、どういう仕組みなのかなあと思って観ていた記憶。

シーリングスタンプとは、
簡単にいうと蝋を垂らして紋章を押す
封蝋(ふうろう)に使うスタンプ。

ヨーロッパでは、重要書類に封をして本物であることの証明に使われていたそうで。
(一度剥がすと元に戻らないからなんだって)

そんな憧れのシーリングスタンプを今年の6月にお出迎えした。その時の記事はこちら

はじめて使ってみての記録を残そう残そうと思いつつ、熟成下書きとして数ヶ月忘れ去られていたので、今更ながら「初シーリングスタンプ記録」を更新したいと思います✍️

こちらが、今回買ったスターターセット

スタンプのヘッド部分
(1輪のバラをチョイス)は別売り🌹
それ以外はスターターセット!
これがシーリングワックス
なんかオシャレな色合いだったのでこれにした!


いざ!
ドキドキしながらやってみました。

まず、シーリングワックスを
4つほど入れて火にかけます。

キャンドルで蝋を溶かす
ぐつぐつしてきた!

そして、封をしたいところにトロリンと
蝋を流します。この時にうまく丸くするのが
難しい!どきどきした!

いよいよ
スタンプを押す瞬間。
えいや!と狙いを定めてスタンプを押します。

蝋だからすぐに固まるらしいんだけど
ちゃんと冷えるまで暫く放置
じゃじゃーん!

これが人生初の封蝋!
気泡が入ってしまったけど
色合いといい、味があって満足!
さて、誰に書いたかというとちょうど母の誕生日だったのでバースデーカードを書いて封をした。

母も「ツバキ文具店」を読んでいて、ずっとシーリングスタンプに興味あるって言ってたから喜んでくれました!

後日、ワックスの色を調整したり、
量を減らしたり増やしたりして、
色々実験しながらスタンプ作りをしてみた。

白っぽいワックスをメインに
(シリコンの台は100均で購入)
押す時は何度やってもドキドキする
うまく行ったのもあれば
ちょっと蝋が多すぎたり
少なすぎたり。

何度か繰り返すうちに、一つとして同じスタンプは押せないのだということに気づいた。

選ぶワックスによってはもちろん、色の混ざり具合、熱し方、スタンプを押す時のタイミングや力の入れ方など色々な要素で、少しずつ色味や形が変化していく。

なんて面白いんでしょう!!!!

手紙を書いたその時の気分を、宛名の相手を思い浮かべながら伝えたい気持ちを、

最後にスタンプに込めて封をすることって
なんだかとても粋な行為だなあと。

これからは大切な思いを「言葉」にのせて手紙にしたためた後に、言葉にできなかった「気持ち」はスタンプに込めて封できるのだ!と。
相手を思って、ドキドキしながらスタンプを押すのってなんだか「最後のおまじない」みたいでいいなあ、と思ったのでした。

俄然、手紙を書くモチベーションが高まりました✨✨
…というのは、今年の6月時点の記録。

〜後日談〜

その後、実は、シーリングスタンプは全く使えていませんでした。というのも、夏は暑くて火を焚いて蝋を溶かすという動作をするのが億劫になってしまい…😅シンプルに誰かに心を込めて手紙を書くという機会を作れていなかった、というのもあります。

でも、ようやく気温も下がり秋めいてきた今日この頃。なんなら毎日寒くって、今からの時期がようやくシーリングスタンプの使いどきなのではないかと!

これから年末に向けて、クリスマスシーズンなどでギフトを贈る機会も増えると思うので、その時に手紙も添えて、日々の感謝を伝えられたらいいなあ。

せっかく買ったシーリングスタンプが引き出しに眠っている状況はもったいない!というわけで、ここからどんどん使っていこうと思います。

ラッピングなどにも使えるみたいなので、これからシーリングスタンプの魅力や活用法をもっともっと知っていきたいです。

相手を思い浮かべて、手紙を書く行為は忙しいといつの間にかスキップしてしまうことが多いけれど、時々は立ち止まってそういう時間を大切にしていきたいな。

さて、まずは誰に手紙を書こうかな。

✍️

作中に「シーリングスタンプ」も出てくる
わたしの大好きな小説
📍「ツバキ文具店」にまつわる旅記録

📍「ガラスペン」をはじめて使った時の記録

📍自分宛に手紙を書く話

こちらも是非、お時間あればお読みください♪

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

おしまい。

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