院一年生の本音

こんにちは。テディベアです🧸
タイトルで誰のブログかわかっちゃった人にはアルフォート10個くらいあげます。(ちなみに私は水色のやつが推しです。)


まずあれですよね、もしかしてこう思ってますよね。

「「こないだ卒業ブログ出してたやんけ!!」」


無事に、国際教養大学国際教養学部を卒業しました。
AIUからは卒業してないんですね~。
ちょっとサプライズあるほうが楽しいかなと思って
こんな書き方にしてみました。😉


学部1年生の時から毎年この時期に「本音ブログ」というものを書いているので今年も書くことにしました。毎年読んでくださっている方ありがとうございます。読み返したい方はリンクこちらからどうぞ (っ'-')╮=͟͟͞͞ブォン


1年2年はだいぶ重苦しいですが今回は軽い気持ちで読める明るい近況報告ブログ的な感じでまとめるので気楽に読んでくださいね✐




大学院の話

私は今AIUJLTというところにいます
(アルファベットの暴力)

Japanese
Language
Teaching
つまり、日本語教育を専門に学んでいます。


AIUに大学院があるなんて知らなかったって?
あるんですよそれが。
英語教育を学ぶコース(ELT)と、メディア関係を学ぶコース(GCP)と3つの領域がある専門職大学院です。

「専門職大学院」なので、目指す職業があってそれに向かって理論を学んだり実習やインターンで経験を積んだりします。私の場合はもちろん目指すところは日本語教員です。

<簡単にJLT>
・授業はすべて日本語
・同期は10人程度
・9月入学9月卒業
・AIUや台湾で教育実習
・海外大学や国内大学へ卒業後就職する方が多い


JLTに行くまで

AIUに入ったときからJLTには興味があったのですが(推薦入試の志望動機に書いたくらい)迷って、迷って、行くことにしました。

教育実習すれば英語教育に興味が出るし
リゾバすればワークライフバランスの大切さを実感するし
留学すれば海外生活の大変さが現実味を帯びるし
同期の就活事情を聞けば社会人にならなくていいのかと焦るし

正解なんてないんですよね。
最終的にJLTに決めた理由は2つありました。


まず昔から日本語教育に携わりたいと思っていたこと。
地元にブラジル系フィリピン系の方々が多く、ずっと日本語教育の必要性を実感していました。勉強へのやる気はあるのに日本語がわからないからテストも解けない、高いレベルの高校にも行けない。めちゃくちゃもったいないなって。

大学院に行ってまで学びたいのはなんだろう?って考えたとき、やっぱり英語教育じゃなくて日本語教育だなって思ったんですね。

一般に日本語教師は稼げない職業だと言われていますが、日本でもトップレベルの日本語教師養成機関に行けば「稼げる日本語教師になる道」が拓けるんじゃないかと。そんな期待を持って今学んでいます。



もう一つはAIUへの執着です(笑)
めちゃくちゃ憧れて、めちゃくちゃ勉強して入ったのに、最初の半分コロナで不完全だったまま終わらせちゃっていいの?自分が不完全燃焼だった『1年生・2年生』を巻き返したい気持ちがちょっとあるかも。

「人生の夏休みを延長したい」の意味ではなく(ちなみにAIUでは人生の夏休み経験できません。どちらかというと人生の受験期です。)

秋田の人ともっと関わりたい、留学生と交流したい、English Villageやスペイン語で言語学習についてもっと深めたい、そういう「AIUだからこそ」の環境にもう2年身を置きたいと思いました。

「あと2年AIUにいるなんて物好きだねー。」なんて
言われることもありますが、
「AIU大好きだからねー。」って返してます。(笑)

そのうちJLTについてまとめたブログが出せたらいいな。



読書の話

話ぶっとんでごめんなさい😅
この一年の一番の変化が読書習慣でした。

私の2024年のテーマが
『秋田で自分を豊かにしよう』でして。

①お金をためて金銭的に豊かになろう
②読書をして教養的に豊かになろう

2023年は留学でたくさんお金をかけていろんな経験をさせてもらったので、今年は秋田で最大限自分を成長させる方法を模索していました。

私は文字を見ていると眠くなるタイプなので、いくつかルールを課しました。
・読書記録をつける→カウントが増えるのうれしい🔥
・図書館で一気に読む→短期集中📚
・読む本はテキトーに決める→いろんな分野に触れる🌟


読書の冬春夏

冬と春は授業が少なかったのでいろいろ読みました。
ミドリムシで起業した方の本、スティーブジョブズのプレゼンの秘訣、エビとカニの生態について、住野よるさんの小説、海外の絵本、世界の図書館写真集、とかとか。

9月22日現在、170冊読みました。
目標の150冊は突破したので、
野望の220冊まで行けたらいいですね。(22歳なので)

不思議なもので、最初は読書を自分に強要していたのが、最近は読みたい気持ちが湧くようになりました。どうしても日本語教育関連の本に最近手を出しがちなので、幅広く読みたいと思います。


読書は、いいぞ!!

「読書はノーリスクハイリターン」ってどっかのお偉いさんがおっしゃってました。本当にその通り。

何かニュースを見たり人から話を聞いたときに
「そういえばこんなこと読んだな~」って思えたり

名言集や写真集を読むと心が安らいだり

なんか、読んだ本の数だけそのまま
自分が素敵な人間になってる感じがするの
うれしいんですよね。

新書を「読まず嫌い」してたんですけど、コンパクトにまとまってて意外と読みやすかったです。「読書なんてする時間ないし~」を理由に読書を避けてましたが、集中すれば 1~2時間で読める学術的な本もたくさんあることに気づけました。

自分にヒットする本にはなかなか出会えないので、その本の中で自分にヒットする一言を探すように心がけています。何かしらあればね、読んだ価値あるよね。



オープンキャンパス

先日9月のオーキャンに来てくださった皆さんありがとうございました。私は大きいホールで話す「在学生体験談」を担当させていただきました。

自分が高校2年生の時にオープンキャンパスで聞いた先輩の言葉を胸に受験期乗り越えたので、その言葉を伝えられる立場になれたことを本当に感慨深く思います。

私は話し言葉だと書き言葉ほどうまく伝えられないので、オープンキャンパスでお伝えしきれなかったことをここにまとめさせてください!🍀

特別入試受験生の方へ

これから入試が始まりますね。
各々「こんな経験がある」と伝えたいことはあるのでしょうが、大事なのはあなたが「何をしたか」ではなく「そこからどう考えたか」です。

大会の功績(結果)に満足している人間よりも
その功績を通過点として捉えられる人間が
求められているんじゃないかなーなんて思います。

小論で、面接で、ぶつけてこいっ!


一般入試受験生の方へ

模試で悪い判定が出ても気にしないでください。本番を判定するのはAIUの教授たちです。英語が心配かもしれないけど他の教科も同じくらい大切にしてくださいね。AIUの受験生間で点差が出やすいのは英語以外かもしれません。

一般入試の方だと併願校も考えているかと思います。偏差値だけじゃなくて、「その大学が持つ魅力」を見つけて出願してほしいです。いろんな勉強同時進行するの大変だけど頑張ってね~🍀


保護者の方へ

はるばるお越しくださりありがとうございました。
私がひとつ感じたこととしては「何もしない」を「する」も大切なんじゃないかということです。熱心にAIUのことを知ろうとしてくださって、それは本当にありがたい限りなんですけど『これは大丈夫?』『あれ聞かなくていいの?』親御さんのサポートに頼りすぎて、自分で考えることを放棄している高校生の方もいた気がしました。

(子育てしたこともねぇ22歳が大口たたいてんじゃねぇと自分で書きながら思ってますごめんなさい。)

AIUを生き抜くのに自主性は結構大切なのでその習慣作りとして。押したり引いたりしながら見守ってあげてほしいです。


まとめ

秋田は他県民が懸念するほど「なにもない」場所ではないし、ここは秋田なりの「充実した大学生活」が送れる環境だと私は思います。

カフェに行く代わりに農家レストランに行く、ビル街の夜景を見る代わりに星空を見る。AIUの周りも魅力的なので、このオープンキャンパスでAIUや秋田がより好印象に映っていれば幸いです。

AIUはAIUで学びたい人が入れる大学です。
皆さんのことお待ちしております!!




願いが叶うなら

やっぱり今の一番の望みは
日本語教員として生活していくことです。

JLTはそういった就職に関する情報も豊富なので、それは叶いそうです。

問題はどんな日本語の先生になるかですね。

国内で?海外で?
日本語学校で?大学で?
先進国で?途上国で?

「海外就職」という響きに漠然と憧れてしまう自分がいるし、何となく国内で働くより海外で働く方がすごい感じがしちゃう。(語彙力)

JLTでは日本語教育のメソッドだけでなく日本語教育を取り巻く社会事情なんかも勉強しているわけですが

やっぱり地域の日本語教室の話を読んでいるときが
一番自分にビビッと来ます。


愛知県で日本語教育に携わりたいことは明確なはずなのに、どうしてこう、煮え切らないんだろう。何かを選ぶと何かを選ばなかった感じがするからでしょうか。ぜいたくですね。


1年後にはちゃんとやりたいことできることの解像度を高めて、自信をもって「私はこういう日本語教師になります。」と言える人間でありたいです。




おわりに

ここまでお読みくださりありがとうございました。
18歳の頃思っていたほど22歳の自分は大人じゃないな、
なんて思うこともしばしばですが

しっかり学んで成長して
大学院に行かせてもらって得たものを
家族や社会に還元できる人間になりたいです。

皆さんが忘れたころにまたブログ書きますね~Chao!



テディベア🧸


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