Startup Weekend鹿児島2024
はじめに
さる4/19-21の日程で行われたStartup Weekend(以下、SW)鹿児島にてファシリテーターとして務めさせていただきました。
Startup Weekendとは?といったご説明は先だってのSWファシリテーター就任所信表明内で記載しておりますので、そちらをご覧いただければ幸いです。
また、当日の様子など、公式レポートはオーガナイザーにより作成予定ですので、こちらは私目線からのレポート、裏話に書かせていただきます。
このくだり、ぼちぼち恒例になってましたので、過去の裏話を観たい方は下記マガジンよりどうぞ。
いずれにせよ、どちらかというと参加者というより、オーガナイザーが想定読者の事柄が多いので、参加者の方にはあまりご満足いただけないかもしれません(;^_^A
追記:オーガナイザー作成のレポートが公開されました。
当日の様子を知りたい方はこちらご覧くださいませ。
SW鹿児島、リブート
実はStartup Weekend鹿児島は今回が初開催ではなく、2015,16年頃にも開催されていました。
2016年ということは私がSWに関わるきっかけとなったSW北九州の初開催よりも前のため、当時の様子を見れるのはFacebookページのみ、という状況ではあるものの、当時の投稿では「今後は毎月SW開催していきます!」といったような意気込みも述べられているものの、恐らく当時のオーガナイザーの方々の環境やモチベーションの変化により自然消滅してしまったものと思われます。
それが再興するきっかけとなったのは2023年3月に開催されたSW宮崎vol.1。
当時、鹿児島の大学生(とはいえ、鹿児島県内の起業家支援プログラム運営側にも関わっていたとのこと)2人(村上君、田中君)が宮崎まで参加し、打ち上げなどで話していた中で「鹿児島でもSWやりたい!」という意思表明からリブートしました。
難航する会場探し
鹿児島は起業家支援にも積極的な地域で、近年ではリノベされたビジネス・インキュベート施設もあり、さらには2020年に事業承継者向けに実施されたアトツギソンでファシリテーターを務めさせていただいたご縁もあったので、会場探しは楽観視していたのですが、思いのほか難航しました。
詳細は割愛しますが、やはりSWのプログラムの独自性(初日の終了時間は21時、会場撤収なども含めると22時までかかる。土日も朝から夜まで実施)は、なかなか施設運営的にはそのまま受け入れることが難しい(会場スポンサーになってくれるところは更に稀)ことを痛感しました。
転機となったのは、盟友でもある(一社)ベンチャー型事業承継のマーティと食事していた時のこと。鹿児島での難航具合をお伝えすると、鹿児島市内でイケてるコワーキング施設を運営しているというHITTOBEさんをご紹介いただき、WebMTGした直後に趣旨にご賛同いただき快諾いただけるという神対応。特にコミュニティマネージャーの前村さんにはその後のやり取りでもとても親切にしていただき、感謝しかありません。
集う仲間たち
会場も決まり、いよいよ本格的にSW開催に向けた準備に取り掛かる段階で、運営に参加したいと名乗り出ていただいた方も。
SW北九州でのオーガナイザー経験のあるお二人(本田さん、三宅さん)と、家族全員がSW経験者というツワモノなご家庭の息子であり、鹿児島大学の在学生である前田君。そして少し時間軸は後ろになりますが2024年2月のSW宮崎vol.2参加者である平田さん。2名の発起人から始まったオーガナイザーコミュニティも、6名に増えていきました。
繋がりの連鎖
コーチジャッジにおいても、これまでSWではない分野でつながりのあった方々が参画いただけたのがとてもありがたかったです。
先述のアトツギソンでも関わられていた小平さんには会場探しの段階からご協力いただけました。また、福岡でお付き合いのある、いずれも鹿児島出身の奥さんと清水さんの参画はとても嬉しかったです。
更には、小平さんからご紹介で即日コーチ&スポンサーとして名乗り出ていただいた加治屋さん。奥さんと活動を一緒されたことをきっかけに鹿児島でもご一緒することになった湯舟君。
この他にも他オーガナイザーからの声掛けで快諾いただいた松岡さんと久永さん、髙橋空雅君(空雅君とは彼が北九州市立大学生だった頃にプロジェクトで一緒したこともあり改めてのご縁を感じました)。
そしてご自身の誕生日翌日でありながら東京から駆けつけてくれた漆畑さんには感謝のしようもないくらいで、せめてものお礼として交流会時にケーキをご用意させていただきました(笑)
参加者の属性としても、過去他地域でのSW経験者だったり、コーチジャッジの方々からのご紹介で参加いただいた方々が多かったのが印象的でした。
そのせいもあってか、初開催とは思えないほど参加者の関係性は親密な雰囲気だったように思います。
都市圏での、本当に見知らぬ人同士が初めて会う人たちばかりの中でのSWもエキサイティングですが、共通知人がいる関係性が多い地域ならではのSWも良いものだと改めて感じます。
開催後の交流会でも、次回は運営側をやっても良いと言ってくれる参加者も居て、今回限りではなく続いていくのではないかと思われますし、リブートとしては大成功だったのではないかと考えています。
九州各地での立ち上げを目指して
今回のリブートを通じて改めて感じたのは、各地域にSWコミュニティのある意義と、それを支えられる方々の繋がり。近隣での開催を通じてさらに輪が拡がっていく事を実感しましたし、その役割を担えることの意義深さも感じました。
6月には長崎で開催されます。(こちらのファシリテーターは私ではないですが)
そして、まだリリース前ではありますが、7月には北九州、8月には熊本県の人吉球磨地域での開催が予定されています。
自地域そのものでなくても、少し足を延ばせば、新しい挑戦が出来る場がある、という、本当に挑戦したい人にとって好機を創り続けていきたいと思う次第です。
なお、私の次回ファシリテーターは5/17-19のSW周南vol.5。こちらは驚くことに既にキャンセル待ち状態で、5回目となる地域でのコミュニティの広がりを感じずにはおられません。早期に申し込まれる方が多い地域は熱量が高くなる傾向にあるため、今から当日が楽しみです。
ご興味のある方は、キャンセル待ちのご登録をどうぞ♪