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アニメ「葬送のフリーレン」11話 ゆっくり視聴
世はアニメ戦国時代。タイパが叫ばれ、毎週60本以上が放映される昨今、あえて厳選した作品を、時に巻き戻し、ツッコミを入れつつ感想を綴る「ゆっくり視聴」を実践中である。
対象は2025年冬アニメの「悪役令嬢転生おじさん」と「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」(沖ツラ)、そして再放送中の「葬送のフリーレン」の3作品。
今回はフリーレンの11話「北側諸国の冬」。
#11「北側諸国の冬」
https://frieren-anime.jp/story/ep11
祈るフリーレン
アウラを倒した後、服従の天秤の横を歩き、操られていた騎士たちの死者に対して祈りをささげるフリーレン。
これは1回目は何とも思わなかったが、よくよく考えるとすごい事だ。
人間の生死に関心がなく、ヒンメルが死んだ時も泣かなかったフリーレンが、死者のために祈りを捧げる。敬意を払っている事にフリーレンの成長を感じた。
それはフリーレン自身も自覚していたようで、
フリーレン「前はもっと派手にやっていたんだけどね。ヒンメルに怒られたから」
シュタルク「そりゃあそうだろうな。怒られて当然だ。俺だって怒る」
と振り返る。
躾って言うな
そこから一転、
フェルン「ヒンメル様はフリーレン様の躾が上手ですね」
フリーレン「躾って言うな」
千年以上生きた大魔法使いに、しつけってw
フェルン相変わらず師匠に容赦ない。
グラナト伯爵が息子のペンダントを見た瞬間、一瞬だけ目が潤んでいたのを見て「ここまで細かく表現していたのか」とジンときた。
タメ口は死罪
グラナト伯爵に対してかしこまった口調のフリーレンは、魔王討伐の時に痛い目にあった記憶が残っていた。
フリーレン「ヒンメルとアイゼンが、王様にタメ口たたいて処刑されかけたんだよね」
葬送のフリーレン、あやうく物語が始まる前に「完」だったかも…。
その話を聞いてビビるシュタルクの真後ろに、斧を持った大男が登場する。
シュタルク「マジかよー!!」
部下「裏庭の木、切り終えました」
グラナト伯爵「ご苦労」
なんでこのタイミングで木を切る!この展開最高。
失神したまま、フェルンに魔法で浮かされて運ばれるまで、さらに子どもが「浮いてる〜」とか言ってるところまで、安定のおかしさだ。
劇中歌が流れるシーンをよく見ると、さっきの斧を持った大男がまた出てきて、シュタルクが「げっ!」って顔をしているのがまた笑える。
闇魔法使い&何ですかその骨董品
フリーレンは「魔法使いを管理する団体がしょっちゅう変わるから」と、大陸魔法協会が認定する一級魔法使いに登録していない。
フリーレン「今の資格ってこんなんなんだ」
フェルン「フリーレン様。まさか無資格の闇魔法使いだったんですか」
フリーレン「闇医者みたいに言わないでよ」
(中略)
フリーレン「どうせこの聖杖の証も使えないんでしょ」
フェルン「何ですかその骨董品は」
この安定のやりとりよ。ホント容赦ないフェルン。
冬を舐めていると死ぬよ
出発してまもなく、雪が降り始める。
フリーレン「ここら辺の冬は厳しいから気をつけてね。舐めていると死ぬよ」
フェルン「そんなに危ないんですか?」
5秒もしないうちに猛吹雪になり、
フリーレン「ほらね、迷った。どうしよう」
ちょ、「ほらね」じゃないよ!シュタルク倒れてるし。
スクワットで命をつなぐ
3人が避難小屋に来ると、エルフのモンクが上半身裸で黙々とスクワット中。何この情報量の多いシーン。
クラフト「いい!いいぞ!!暖まってきたー!」
フェルン「フリーレン様。ここは駄目でございます。中に変態がいるからです」
変態ってwフェルンって、初対面でも、誰に対しても容赦ないのね…。
誰このおっさん
低体温で死にそうなシュタルクを、一緒に寝て温めるクラフト。ふと目を覚ましたシュタルク
「誰?このおっさん!」
命の恩人にひどい…。
褒めてくれる人
クラフトと女神様の信仰について、長い人生を褒めてくれる人がいるかについて話すフリーレンは、ハイターの言っていた事を思い出す。
ハイター「フリーレン。あなたには、褒めてくれる人はいますか?身の上を話していただければ、(女神様の)代わりに褒めますよ」
そしてクラフトに一言。
フリーレン「遠慮しておくよ。もう別のやつに褒めてもらったから」
こういうやりとりの時、昔を思い出したフリーレンが一瞬微笑むのが本当に素敵。毎回色々なところで考えさせられる。
それにしても、静かなシーンとギャグのバランスが相変わらずすごい。クラフトの初登場ってこんなシーンなのね。英雄のはずなのに。