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アニメ「葬送のフリーレン」9、10話ゆっくり視聴

BS日テレで再放送中の「葬送のフリーレン」が、2回目でもやっぱり面白い。前はアマプラをスマホで一気見したが、やはり、テレビでじっくり視聴すると違う面白さもある。という訳で、途中からだが好き勝手に感想を書き連ねることにした。

#09「断頭台のアウラ」

https://frieren-anime.jp/story/ep09

フェルンの「えっ」

アウラ対フリーレンと、フェルン、シュタルク対リュグナー、リーニエ。

格上のリュグナー達を相手にどう立ち向かうか。シュタルクはフェルンには待避を呼びかけて、自分は…というシリアスな展開から、

シュタルク「全力で土下座してフリーレンを連れ戻してくる」
フェルン「えっ」

最高すぎる。フリーレンは緩急が本当にうまい。

そして、無表情でリュグナーに魔法を叩き込むフェルンの強者感がすごい。やっぱり音楽もいいな。

最後まで立っていた奴が勝つ

リーニエの攻撃で血まみれになりながらも、立ち上がるシュタルクは、アイゼンの言葉を思い出す。

アイゼン「お前はまだ負けていない。立ち上がったからな。(中略)戦士ってのは、最後まで立っていた奴が勝つんだ」

うーん、アイゼン渋い&カッコいい。そこに痺れる憧れるぅ!師匠の技を真似たリーニエを超える、シュタルクも素敵。

#10「強い魔法使い」

https://frieren-anime.jp/story/ep10

孫氏の兵法

フリーレンが過去のフランメとの出会いを思い出すシーン。

フランメ「相手が誤認した魔力の誤差で欺いて殺す。誇り高き魔法を愚弄した、卑怯で最低な戦い方だ。(中略)お前は一生をかけて魔族を欺くんだ。

これって、孫氏の「兵法」にある「兵は欺道なり」そのものだな。正々堂々戦っても、死んだら何の価値もない。圧倒的な魔族が相手だからこそ、常日頃から魔力を抑えて千年以上も生活するフリーレンの執念がすごい。

服従の天秤

そしてアウラの絶対的自信からの、「服従の天秤」登場。「魔力はそれほどでもない」と、勝利を確信するアウラ。

その後、傾く天秤、汗が滲み出るアウラ…。

フリーレン「私は生きてきたほとんどの時間を、魔力を制限して過ごした。この状態が自然になるほど」

アウラ、自害しろ

そしていよいよ名シーンへ。

アウラ「ふざけるな。私は500年以上生きた大魔族だ」
フリーレン「アウラ、おまえの前にいるのは、1000年以上を生きた魔法使いだ」

キター!膨大な魔力を放出しながら、静かに佇むフリーレンがかっこ良すぎる。フリーレン側に傾く天秤。動揺するアウラ。

フリーレン「アウラ、自害しろ」

後ろを向いたフリーレンが、表情一つ変えずに淡々と命令するのがすごい。そして絶望的な表情のアウラ…。

いやー、2回目でもやっぱり面白い。全話通して見ているはずだけど、普通に来週が待ち遠しい。2期はまだ先だろうけど、あと18話=9週間はたっぷり楽しめそうだ。

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