書道って高尚?
書道展を開催しているとして、有名人以外あんまり人って来ないんですよ。
あ、それと知り合い以外、かな。
なんでかなーって言うと、行ってもわかんないって言われるんです。
良さが分からないってことなのかなと思うんですけど
それ以上にけっこう拒否反応してるんじゃ、と思ったりして。
んで、それについて考えてると、
私が思っている書作品と、みんなの思う書作品って
同じなのに違って見えるのかなと思ったんです。
私が思うに書道の作品って、音楽のジャンルみたいに種類がいろいろあって
自分が好きなものを好きなように楽しむものなんですけども、
そういう風に思って観てる人がいなさげだな、と。
そもそもジャンルがよくわからんということなのかな。。
文字が読みにくいことも影響してるかもですよね。
もちろん文字の崩し方にはルールがあって
読めるように書いてあるんですけど、
今は常用漢字と一音一字のひらがな、カタカナしか習わないので
分かる人自体が少なくはなってます。
でも、もちろん知識だってないよりはあるに越したことないけど
結局好きか嫌いかだけで選んでいいもんなんじゃないのかなあ。
芸術ってそういうものでしょって思うんですよ。
だいたい書家にしても書の研究者にしても、
自分の好きな書体や書家がいるんですよね。
そういうのも音楽と似てるよなーと思いますし、
技術だけあれば良いかっていうと、そういうわけじゃなくて
技術はいまいちだけど胸に迫るものがあるとか、
人の心を動かすことができればそれは素晴らしいことですよね。
だから、単純に好きか嫌いかって感じで
いろんな種類があることを知ってもらえたらなと思うわけですよ。
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