夢の家【作成の裏側】
こちらでは小説作成の裏側について解説しています。ネタバレなので、まずは『1分』本編をご覧いただけますと幸いです。
まだ、ショートショート『夢の家』を読んでいない方は是非ご覧ください
作成時利用したchatGPT はこちらor一番下へ
今回は、ショートショートでありがちなアイデア先行で作っちゃった系のミス事例でした。
3Dプリンターの進化って本当にすごく面白く、これまで設計図を作るという過程が、難しかったのですが、これがAIを通じて自由度高く実現できるようになると、夢の家、生活ができるようになるはず…!
という世界観を伝えたかったのですが、AIで作っているシーンや作ったものを専用剤で溶かして、作り変える等のシーンをいれると説明臭くてシンプルな内容にしました。
また、アイデア先行だったのでオチを相談したのですが、『にやっ』っとするオチづくりというのは中々難しいもので、アイデアは貰ったものの結果、迷子になるという即オチを採用。
あんまり自分らしくないですが、ショートショートっぽくなりましたので、これはこれでありかな~と思います。皆様からしてはいかがでしたでしょうか?好きな人がいてくれると嬉しいです。
以上裏側でした。『ニヤッ』となった方は💛とフォローおねがいします!
では、次のショートショートをお楽しみください♪
【GPTsのやりとり】
一家に1台優れた3Dプリンターが設置されるようになって 気分によって部屋作り替えたり、友人がきたから椅子一個ふやしたりできるようになった。 っていうアイデア浮かんだんだけどオチのアイデア無いかな
ChatGPT:
面白いアイデアですね!ちょっとした3Dプリンターの未来の光景から、皮肉の効いた落ちをつけてみましょう。
落ちのアイデア例1:
N氏は3Dプリンターに頼って部屋を日々気分で変え続け、なんでもかんでも印刷していた。ある日、とうとう「疲れた自分も新しい自分に印刷し直したい」という気持ちに駆られ、3Dプリンターに「理想の自分」をセット。しかし、そこでとんでもない事実が明らかに──設定されていた理想の自分のパラメータは、家族が秘密裏にいじっていたものだった。
そして現れたのは、家族がこっそり描いていた理想像――「几帳面で家事を手伝う静かなN氏」。肩を落としたN氏は、鏡の中の「新しい自分」に文句を言われるのだった。
落ちのアイデア例2:
N氏は3Dプリンターで急に「友人を座らせるための椅子」を印刷。しかし、日々のアップデートでプリンターは極端に自動化が進んでいた。そのため勝手に「友人に合う完璧な椅子デザイン」を選び、N氏の知らない過去のSNSデータから趣味や体型まで反映したデザインに仕上げてしまう。
椅子が完成すると、そこには見知らぬデザインと用途の椅子があった。「え?こんな友人いたっけ?」と困惑するN氏。その時、家のチャイムが鳴り、知らない「友人」からのメッセージが届く。
落ちのアイデア例3:
N氏は3Dプリンターで新しいインテリアを次々と作り出し、部屋は夢のような空間に。だが次第にプリンターのメンテナンスの頻度が増え、インクも特殊材料も高額なものを要求し始める。「家計が…」と頭を抱えるN氏。
ついに材料費と電気代に押しつぶされ、「元の部屋に戻した方がいい」という結論に。そうして元の家具を再度プリントしようとするも、データを紛失していたN氏。もはや原型すら分からなくなっており、戻せるものは一つも残っていなかった。
あなた:
ん〜もう3案頂戴
ChatGPT:
もちろん、さらに3案考えてみました!どうぞ。
落ちのアイデア例4:
N氏は3Dプリンターで次々に家具を作り、友人を招待するたびに部屋を豪華に改造。ところが、ある日突然プリンターがエラーを出して止まってしまう。慌ててサポートに連絡すると、サポート担当者から「再印刷回数が上限に達しました」と告げられる。
「上限?そんな話は聞いてない…」と青ざめるN氏。どうやらプリンターには「生涯プリント回数」の制限があり、それを超えると修理も買い替えもできない仕様だった。途方に暮れるN氏の目の前で、これまで作り上げた部屋がどんどん消えていく。最後に残ったのは…ほこりっぽい元の部屋だった。
落ちのアイデア例5:
3Dプリンターでどんな部屋にも変えられる生活に満足していたN氏。ある日、友人が「理想の部屋にしてみせろ!」と無茶なリクエストをしてくる。張り切ったN氏は、部屋の全パーツをバラバラにして完全に新しい部屋を組み立て始めるが、時間がかかりすぎて、友人はとっくに帰宅済み。
やっと完成して喜ぶN氏だったが、今度は片付けに一晩かかると知り、呆然とする。「元の部屋の方がずっと楽だった…」とつぶやくも後の祭り。N氏はその夜、無意味な労力に疲れ果て、プリンターと向き合いながら「ほどほどが一番だな」と虚しく呟くのだった。
落ちのアイデア例6:
気分屋のN氏は3Dプリンターで毎日違うデザインの部屋に変えていたが、そのうち自分がどんな部屋に住んでいるのか把握できなくなってくる。ある日、出かけようとドアを探すが、あちこちに偽のドアや隠し通路風のデザインがプリントされているせいで、出口がわからなくなってしまう。
「こんなにドア作ってたっけ?」と混乱するN氏。やがて部屋の奥深くで遭遇したのは、うっかり「未来的トイレ」として印刷された自分のベッドだった。
あなた:
あ、間違えてドアの無い部屋作っちゃうってオチにするか。 迷路のようになった家で誰か見つけてくれるだろうか…と嘆くとこで終わり
ChatGPT:
いいですね!N氏が自らの作った迷路に閉じ込められてしまう、ちょっとホラーで皮肉の効いたラストですね。さっそく、それに合わせて短編を作ってみます!
タイトル:出口なきデザイン
N氏はとうとう念願の3Dプリンターを手に入れた。毎日のように部屋のデザインを変え、古びたアパートの部屋が、気分次第で未来的なカフェになったり、ヴィンテージの図書室になったりと大変身。まさに理想の暮らしだ。
ある日、N氏は「今日は迷宮のような部屋にしよう」と思い立った。友人たちが遊びに来たときに迷わせて驚かせるつもりだったのだ。プリンターのプログラムに入り組んだ廊下と複数の部屋を設計し、壁紙は何種類もランダムで指定。N氏はプリント開始ボタンを押すと、わくわくしながらコーヒーを片手に待った。
完成した部屋は予想以上に迷宮じみていた。各部屋がバラバラのテーマになっているだけでなく、廊下は曲がりくねり、至るところに謎めいた飾りや階段まで設置されている。N氏は一人で歓喜に震え、部屋を見て回りながら「すごい!これは完璧だ!」と興奮していた。
だが、やがてその興奮は徐々に薄れ始める。
「出口、どこだっけ?」
すぐに見つかると思っていたドアが、一向に見当たらない。あちらこちらに「ドアのように見えるが実はフェイク」の装飾が散りばめられていて、本物のドアを探すのがやたらと困難だ。
「あれ?確かこの廊下の先に…」と考えつつも、どの部屋も似たようなデザインで、方向感覚が狂ってしまう。さらに不運なことに、スマホもどこかに置き忘れてしまっていた。
「ま、まあ大丈夫だろう。ちょっと迷ってるだけだ…」と自分に言い聞かせ、見覚えのあるデザインを探しては進むが、どれも似たような壁紙で混乱するばかり。昼を過ぎ、やがて日は暮れて、部屋の中は薄暗くなっていった。
最後にはすっかり疲れ果て、床に座り込むN氏。腹も減り、喉も渇いてきた。
「これじゃあ、本物の迷宮だよ…」
N氏は深い溜息をつき、暗がりの中で壁に寄りかかる。ふと、誰かが訪ねてくれることを願った。
「誰か、見つけてくれないかな…」
しかし、現実にはドアの位置すらわからない部屋。やがて静寂の中、3Dプリンターのかすかな動作音だけが響く空間で、N氏の呟きがかき消されていった。
あなた:
最初は3dプリンターがある生活をもう少し丁寧に解説して
ChatGPT:
了解です。最初に3Dプリンターがある生活を丁寧に描写して、N氏の新しい生活の様子をしっかりと感じ取れるようにしてみますね。
タイトル:出口なきデザイン
N氏はついに夢だった家庭用3Dプリンターを手に入れた。最新モデルのそれは、家具から食器、さらにはインテリア小物に至るまで、あらゆるものをその場で瞬時に「印刷」してくれる優れものだ。N氏はこれで部屋のデザインを好きな時に変え、理想の暮らしを手に入れることができると大喜びだった。
朝は軽やかで明るいカフェ風のダイニングで朝食をとり、昼にはモダンなワークスペースで仕事をこなす。夜になれば、気分に合わせてリビングをクラシックな映画館風に仕立て、ソファにどっしりと腰を下ろして映画を楽しむ。インテリアを一瞬で作り替える生活に、N氏はすっかり満足していた。
週末には友人たちを招待し、3Dプリンターの力を見せつけた。友人が人数分の椅子が必要と言えば、その場で椅子を追加し、飲み物のグラスが足りなければ新しいデザインのグラスをすぐにプリント。友人は目を丸くして驚き、N氏はその度に「これが最新の3Dプリンターの力さ!」と誇らしげに語るのだった。
やがてN氏の「即時デザイン」に対する欲望はエスカレートしていった。シンプルな部屋に飽きてくると、今度は部屋全体を異世界のような複雑なデザインに仕上げることを考え始めた。廊下を迷路のように入り組ませ、複数のドアや隠し通路風のデザインを施し、「ちょっとしたダンジョン」風の部屋を作り上げる計画だった。
「こんな部屋にしておけば、友人たちも驚くだろう」と、N氏は意気揚々と3Dプリンターのプログラムをセットした。部屋をバラバラのテーマで構成し、ドアも壁も、それぞれ異なるパターンで統一感をあえてなくした。プリンターの動作が始まり、部屋全体が「ダンジョン」へと変貌していく様子に、N氏は期待に胸を膨らませた。
部屋の完成を確認すると、N氏はコーヒー片手に得意気に歩き回り、その圧倒的な仕上がりに感動していた。迷路のような廊下に、いくつもの「秘密のドア」。奥まったところに設けた暗がりの小部屋には、自らデザインした謎めいたオブジェが並び、少し不気味な雰囲気さえ漂っている。
「いやぁ、完璧だ!」と満足げに声を上げ、部屋の隅々を見て回っていたN氏だが、やがてその完璧な計画に思わぬほころびが現れた。
「あれ、出口ってどこだっけ?」
どれもこれもデザインが違うせいで、どのドアが本物の出口なのか分からなくなってしまったのだ。「まあ、そのうち見つかるだろう」と笑っていたN氏だったが、どのドアも同じように見え、フェイクや隠し通路に次ぐ隠し通路ばかり。あちらこちらに「本物っぽいドア」がありすぎて、方向感覚もどんどん狂っていく。
「たしか、この角を曲がったところに…いや、違ったか?」
気がつけば自分の設計した複雑なデザインに翻弄され、右に左に行き交ううち、部屋中をひたすらさまよう羽目になっていた。昼を過ぎ、やがて日は暮れ、部屋はだんだんと薄暗くなっていく。スマホもどこかに置き忘れてしまい、連絡を取る術もない。
とうとう疲れ果て、どこかの廊下の角に座り込むN氏。腹も減り、喉も渇いてきたが、今さらなすすべもなく途方に暮れるばかりだ。
「誰か、見つけてくれないかな…」
そう呟き、静かな部屋に耳を澄ませるも、聞こえるのは3Dプリンターのかすかな動作音だけだった。N氏は肩を落とし、薄暗い迷宮の中でふと寂しさを覚えるのだった。
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