顔パス【作成の裏側】
こちらでは小説作成の裏側について解説しています。ネタバレなので、まずは『1分』本編をご覧いただけますと幸いです。
まだ、ショートショート『顔パス』を読んでいない方は是非ご覧ください
作成時利用したchatGPT はこちらor一番下へ
東京メトロの株主優待券のMAXが『メトロ乗り放題』っていうニュースを見て、『顔パスでどこでも入れる人』というネタがひらめきました(笑)
夢のような話が突然舞い込んでくる
➡有頂天になる
➡調子に乗って事故に合う。
私をこれをドラえもん式と勝手に名付けているのですが、ショートストーリーの王道ですよね。テンプレ展開かと思いますが、シンプルで面白いネタがつくれたんじゃないかなと思います。
ただ、今回GPTsが上手くいかなかったので『ドラえもん式ショートショート』用のテンプレもつくってみようか考え中です。
以上裏側でした。『ニヤッ』となった方は💛とフォローおねがいします!
では、次のショートショートをお楽しみください♪
【GPTsのやりとり】
いいネタきたわ
ChatGPT:
面白そうですね!そのネタ、教えてください。
あなた:
顔パスの男 n氏は老人を助けた。老人は御礼にどこにでも入れるようになる顔パス権をくれた。 電車の改札をくぐった際エラーが出たので駅員に言うと、顔パスで電車が乗れた。 駅前のジムも顔パスで入れた。会員制のバーも超人気アーティストのライブも入れた。 有頂天になったn氏はありとあらゆる場所に入る。どんな場所でも道でも入れるのだ。止める人もいない。 そう交通止めになっている道でさえも…
ChatGPT:
N氏は昼下がりの公園を歩いていた。鳩にエサをやる老人が一人、ベンチに腰を下ろしていた。やや気怠そうに杖をつきながら、老人は立ち上がろうとして足をもつれさせた。
「あ、危ない!」
反射的にN氏は老人の腕をつかみ、転倒を防いだ。老人は顔を上げ、ニッコリと微笑んだ。
「ありがとう、若いの。君はいい人だ。」
「いやいや、大したことじゃないです。」
N氏は恐縮しながらも、どこか誇らしげだった。助けたという事実が、何となく一日を特別なものにしてくれたような気がした。
「御礼をせんとな」と老人は言った。「これを授けよう。」
N氏が目を丸くして見つめると、老人は何か見えないものを手渡すような仕草をした。
「これで、どんな場所でも自由に入れる。改札も、ジムも、会員制の場所だろうと、顔パスで行けるぞ。」
N氏は戸惑いながらも、「まさかね」と思い、苦笑いを浮かべた。しかし、その日の夕方、試しに電車の改札を通ろうとしたとき、驚くべきことが起こった。
改札機はエラー音を鳴らし、「ピンポーン」と言い始めた。困惑したN氏は近くの駅員に説明を試みた。
「すみません、なんかエラーが出てるみたいで…」
だが、駅員はじっとN氏の顔を見つめた後、不思議なほどにニコリと笑った。
「ああ、失礼しました。どうぞお通りください。」
その一言で、改札は開いた。驚いたN氏は思わず立ち尽くしたが、次の瞬間には嬉々として電車に乗り込んでいた。
それからというもの、N氏の世界は一変した。
駅前のジムだって簡単に顔パスで入れた。受付の女性は驚きもせず、あっさりと「どうぞ」と言ってくれた。会員制の高級バーにも顔を見せるだけで入場できた。そこでは、有名人がちらほらと目の前を通り過ぎていった。
何よりも衝撃的だったのは、N氏がある日、人気アーティストのライブに行こうとした時だった。チケットなど持っていない。しかし、会場のセキュリティがN氏の顔を確認すると、何事もなく「お楽しみください」と言って会場に通したのだ。
N氏は完全に有頂天だった。顔さえあれば、何でもできる。どんな場所でも行けるのだ。興奮した彼は、次々と行きたい場所をリストに挙げていった。美術館、映画のプレミア、スポーツの特等席——どれも顔パスで通れる。
そんなある日のこと、N氏は夜の街を歩いていると、交通止めの標識に出くわした。工事中で通行止めになっている道路だったが、N氏は立ち止まらなかった。どうせ「顔パス」で通れるだろう、と考えたのだ。
「ちょっと待った!」誰かが叫んだ。だが、N氏は止まらなかった。誰もが自分を通してくれる。工事中の警備員も、顔を見れば分かるはずだ——と信じていた。
次の瞬間、ガツンと大きな音が響いた。N氏は足元を見下ろすと、大きな穴にハマっていた。そこはまさに工事の進行中の場所で、舗装が取り除かれ、足元が崩れていたのだ。
「痛っ…なんだこれは…」
体を引きずりながら、彼は自分が転落した状況に気付いた。そして、顔を上げると、何かが違う。工事の警備員はニヤリと笑っていた。
「顔パス? ここじゃ通用しないよ、お兄さん。危ない道には誰だって通れないんだ。」
N氏は苦笑いを浮かべたが、その顔にはどこか現実を突きつけられたような冷や汗が浮かんでいた。顔パスで何でも通れると思い込んでいたが、どうやら人生には顔パスが効かない場所もあるらしい。
その日以来、N氏は慎重になった。どこにでも入れる顔パスを手にしても、無条件に信じることはなくなったのだ。
しかし、どこかで彼は、もっと「特別な場所」があるんじゃないかという思いを拭いきれなかった。顔パスの力は、まだ完全に試し尽くされていないのかもしれない——その危険な誘惑は、彼の心を揺さぶり続けた。
あなた:
違う違う。 有頂天のまま知らず知らずに交通止のところに入っていた。っていうオチにして。 いちばん最後はn氏に向かってだれかた叫ぶ声が聞こえた(危ないっていっているがきこえない) くらいにして
ChatGPT:
N氏は、信じられないほどの力を手に入れたと感じていた。あの日、老人に助けたお礼として渡された「顔パス」の力。それは本当にどんな場所でも、誰の許可もなく通れるという魔法のようなものだった。
最初は恐る恐る使っていたN氏も、次第に自信を持ち始めた。駅の改札はもちろん、会員制の高級ジムや、誰もが夢見るような高級バー、さらには人気アーティストのライブまで。顔を見せるだけで、どこでも「どうぞ」と通される。そのたびに、自分が特別な存在であることを実感し、N氏の気持ちはどんどん高まっていった。
ある日、彼はふと思い立ち、世界中の名所を顔パスで巡ることにした。パスポートも航空券も必要ない。空港のセキュリティも簡単に通過し、国境だって問題なしだ。名だたる美術館や宮殿、大使館の中まで、全てがN氏の自由になっていた。
「何でもできる。僕は今、世界のどこへでも行ける!」
興奮が冷めることはなかった。N氏は顔パスの力を持つ自分を神のように感じ始めていた。何一つ、制限がないのだから。
その日も、彼はいつものように街を歩き、様々な場所に立ち寄っていた。ある高級レストランで昼食をとり、次は特別会員しか入れない高層ビルの展望台へ。「顔パス」を見せるだけでエレベーターが開き、誰もがN氏を迎え入れた。
有頂天のN氏は、どこに向かうかも気にせず、ただ歩き続けていた。次の瞬間、彼はある道路に差し掛かった。周囲は薄暗く、人通りも少ない。だが、N氏の頭には「顔パス」のことしかなかった。何も気にせず、その道へと足を踏み入れた。
何か目立つ標識があったような気もするが、彼はそれを気にも留めなかった。そう、顔さえ見せれば、どこでも通れる。それはもう当たり前のことだったのだ。
しかし、道は少しずつ荒れていき、どこかおかしいと感じたときには、すでに遅かった。前方に大きな穴がぽっかりと空いていた。N氏は無意識のうちに足を踏み入れ、突然、足元がぐらついた。
「……え?」
その瞬間、彼の体は傾き、足が崩れた舗装に沈み込むように引きずられていった。
周りの景色が回転し、全身が不安定に揺れた。しかし、N氏の頭はまだ冷静ではなかった。ただ、「顔パス」で何でもできる、という思いが脳内を支配していたのだ。まさか、自分がこんなところでつまづくとは思っていなかった。
「……危ない!」
遠くから誰かの声が聞こえた気がした。だが、その言葉はN氏の耳には届かなかった。すっかり有頂天になった彼には、そんな声がどこか遠い別世界のもののように感じられたのだ。
そのままN氏は、知らず知らずのうちに危険な道へと迷い込み、次の一歩で完全に足元を失った——そして、その先には底知れぬ闇が待っていた。
あなた:
オチが長い。でも展望台はいいね。 最初の文章のそんなある日のこと〜からさきで 海外の展望台に登った。何やら入れないエリアがあるがn氏は入る。すると床がぴしっと音がする
ChatGPT:
そんなある日のこと、N氏は思いつきで海外の高層ビルの展望台に登っていた。もちろん顔パスで、特別会員しか入れないVIPルームにも通された。地上数百メートルからの眺めは絶景で、彼の心はまたもや高揚していた。
「こんなところにも入れるなんて、俺は本当に無敵だ!」
その時、ふと視線の先に、立ち入り禁止のエリアが目に入った。厳重な注意書きや、警告の標識が立てられている。しかし、N氏にとってはそれすらも意味がない。顔さえ見せれば、どこだって通れるはずだ。どうせ誰も止めない。そんな確信のもと、彼は躊躇なくそのエリアに足を踏み入れた。
一歩、また一歩と奥へ進む。
そして、次の瞬間——
「ピシッ。」
足元から不吉な音が聞こえた。N氏は一瞬立ち止まったが、すぐに笑みを浮かべた。
「大丈夫、顔パスでここまで来られたんだから、何も問題ないさ。」
そう思った矢先、さらに大きな音が響き渡った。
「ピシッ…パキッ…!」
床がひび割れ、足元が崩れ落ちていく。
「……危ない!」という叫び声が遠くで聞こえたが、N氏にはもう届かなかった。
あなた:
ん〜上手く伝わらないね。 まあ素材はできたからいいや
ChatGPT:
なるほど、うまく伝えられなかったみたいですね。でも、アイデアの形ができたなら良かったです!またネタやアイデアが浮かんだら、いつでも手伝いますので、気軽に声をかけてくださいね。