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私の珈琲日記1:純粋に楽しめること

自分でコーヒー豆を焼いている。
今日で4回目。(タンザニア)

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初めてツヤツヤになった。
焼いた、っていうよりは「炊けた」って感じ。
豆がふっくらしていて、美しい〜、としばし眺めてしまった。

片手鍋があれば自分でもコーヒー豆を焙煎できる、とYouTubeで見かけて、生豆を買ったのは1ヶ月前くらい。
なんとなくやり方を覚えて、おっかなびっくりやってみた1回目の焙煎は、今思えば失敗だったんだけど、自分で焙煎したコーヒーっていうのが嬉しくて、美味しくないコーヒーも美味しく感じた。(若干無理して飲んだ笑)

1回目より2回目、2回目より3回目。
回を重ねるごとに美味しくなるのがわかるし、自分が焼いている愛情も相まって、毎日のコーヒーがすごく楽しくなった。
焙煎する手間も、私の中で苦に該当しないのは幸い。
焙煎したら家中がコーヒーの香りでいっぱいになって、なんとも幸せな気分にもなる。
長く気楽に続けられる楽しみが見つけられた気がする。

新しいことを始めようとするとき、どうしても「形にしなければ」と思いがちだった。だから純粋に自分がやりたいことよりも、将来役に立つもの、という視点で物事を探していた節がある。

でも焙煎は、単純に自分でやった方がコスパがいいし、手間も楽しい。
私にとってコーヒーは暮らしに根付いているものだから、これを何らかの形にしなくとも、私にとってはメリットしかなかった。

暮らしに根付くものだから、気楽に。
私はコーヒーに関しては自由でいられるなぁって思う。
淹れ方も結構適当だったりする。
それでも「美味しい!!!」って嬉しくなる。
自分で自分の幸せを作り出すことができるって、それこそ幸せなことだと思う。

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来週は新しい生豆が届く。ブラジルとエチオピア。
楽しみ楽しみ。