ぐるぐると「ただ見る」と静けさ
ここ2年くらい、ずっと困っていたことをもう一度考え直してみた。
ぐるぐると思考を巡らせたあと、
「あぁ、やっぱり今のわたしにはできないことなのだ」と認めたら、胸がすっとした。
ぐるぐるの思考は期待を持たせながら、結局は同じルートだ。
巧妙なパズルのように、解けそうなのに解けない。
「なんとかできるんじゃないか」
心に原因を求めるとついそう考えがちだけれど、
心のことだからできないこともあって。
求めるものにたどり着くには乗り越えたいんだけどな~とあきらめきれないまま、眠って。
朝、目覚めて、
できることは「ただ見る」だけだと気付く。
圧倒的な自然の前にいるかのように、
ただ現象があるだけ。
理由もなく、ただあるだけ。
理由をつけていたのは彼方のいたみの記憶。
次に来るのは静けさだ。
意味をつける思考を見つめる存在となる。
期待を持つ。
「対峙できるかどうか」に意識を向けると
またぐるぐるし始める。
STOPして、
今は静けさの中にいよう。