【対話の時間】色んな人生と色んな体験
誰かの言葉に、誰かの言葉が重なっていった。
「違う話なんだけれど」
と語り始めた言葉が
次の誰かの何かに繋がっていく。
思わぬ形で。
別々の人であること。
色んな人生と色んな体験があってよかったなぁと思う。
わたしではわからない体験が誰かの中にある。
それがどこかで繋がっていく。
誰かが誰かのために話したわけじゃなくて、
全員が自分のために話していたのかもしれない。
満ちた何かを語らざるを得ない感じ。
それでも、誰の想いもこぼれなかった。
例えば、悩んでいる人を目の前に、
受け止めようと
うっかりとがんばってしまう時があるけれど、
今日みたいな場は
1人でがんばらなくていいなぁ、と思う。
「沢山、大切な話を返してくれた」という言葉があって、
わたしの願いがその言葉の中にもあった。
こんな風に人と人が関わっていけたらいいなぁ。