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小説家チャレンジ44日目〜ゆだねる〜


 月ようびの朝に、JJが療育学校でちょっと咳をしたことがキッカケで、Covid検査をうけることになり、結果がでるまで2日間ステイホーム。



 JJは元気がいいので、家事をしながら1日まるまる家で遊ばせるのも、なかなかのチャレンジ。週末から目いっぱい遊んで、もう4日になる。2日の休みをなんとか乗りきったけど、JJがいる日は筋トレができなくてイライラしやすい。


幸い検査結果は陰性だった。



 水よう日。やっとの思いで早朝からJJをデイケアに送っていくと、たまっていた疲れがドッとでる。夫にタラちゃんを送ってもらうことにして、2時間だけ眠る。

 
 起きたらJJがリビングにいる。


私が寝てすぐ、また療育学校から電話があり「たんがからんでいるようなので」すぐ迎えに来るよう夫に電話があり、また2日待機するよう言われたらしい。



誰のせいでもないけど、筋トレや執筆など自分のための時間が、1週間ちかくとれないのは、内心そうとうストレスに感じる。



木よう日。マイルドにうっすらイライラしている。でも仕方ない。


「○○できない」を考えても何にもならないので、だいすきなお笑い動画で気をそらしながら、一日もくもくと子どもの世話と家事、タラちゃんの宿題ヘルプをする。



もう自分のイライラはおいといて、すべて天にまかせよう。


2週間連続で、24時間JJをずっとみないといけなくても、筋トレ、大好きなタラちゃんとの3km徒歩登校ができなくても、仕方ない。

天にぜんぶ任せよう


任せるしかない。。


そうあきらめた。




すると今日の夕方、久しぶりにテキストが入る。



携帯を見ると、いま休職してる職場の同僚
インド系のスミタからだった。

彼女からは何ヶ月かおきに「げんき?」という
安否確認のメッセージがくる。


今回もそうかと思ったらめずらしく
「ちょっと電話してもいい?」


何か大事な話がありそうなので
すぐスミタに電話した。


すると「来週から州の保健機関で
パートの仕事をすることになった」
というので「おめでとう!」と返す。


今はまだ2人ともコロナ休職で
失業保険がでてるけど、それもあと半年。


それまでに復職できるのかも分からず
不安に感じているところだったので
「久しぶりに明るいニュースを
きいて、うれしいよ!」と伝えた。


「あのね、興味があったらでいいんだけど」
と言って、私に「保険機関でいっしょに
パートをやってみない?」と意外な展開。


「でももう募集は終わってるんでしょ」
と聞くと


「それがね、きょう説明会に行ったら
私たちの職場の上司だったシーラに会って
彼女がそこの責任者になってたの!」


だから「もしみゆまがその気なら
シーラに仕事もらえないか聞いてみようと
思って連絡したんだよ」

という驚きの展開。


シーラはもとの職場の
私とスミタの直属のボスだった人で
コロナ禍でリストラされたと聞いていた。


その知らせを聞いてすぐ
彼女にLINEして
お互い励ましあったりしてたのが

彼女から返信がなくなったので
今はそっとしておいた方がいいと思い
さいきんは連絡をとっていなかった。


シーラは職場でわたしとスミタに
すごく親切にしてくれたので
「まだ面接させてくれるかもしれないよ」
と言う


聞くとシフトの時間も、仕事内容も
お給料も、もとの職場より数段いい。


期間限定のパートだけど
まじめに頑張ればシーラがいつか
正規採用のチャンスをくれるかもしれない

じつは3年まえ就活してた時に
安定している行政機関で働きたくて
いろんな職種に応募したけど
全滅だった。


まだ何も決まったわけじゃないけど
これはすごくいい話なんじゃないか


なにより1年も会ってない職場の同僚が
私の存在をおぼえててくれて
力になろうと真っ先に連絡してくれた
思いやりがすごくうれしい。


子どもの世話のことがあるので
「でかけている夫が帰ってきたら
相談して、すぐに連絡するね」


と一応言ったものの、こんな話は
なかなかないので、きっと彼も賛成してくれる
気がした。


1時間後にかえってきた夫に
スミタからの電話の内容を話し


まずは最低週2日から、という話と待遇
元上司のシーラが責任者だと話すと

「すぐ紹介してもらったほうがいいよ」

と賛成してもらったので

あすの朝さっそくスミタに
連絡して、面接をお願いしてみよう。


天を信頼して

目の前のことを


もくもくと
いっしょうけんめいにやってたら


思わぬところから

ええ話がくるねんな。







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みゆま
人生どん底だけど、夢にむかって歩きつづけます。読んでくださってありがとう✨