生きてる限り安らぎなんてないから夢を見るわけですね…というブツブツ
アルカディア、ってねあるでしょ理想郷って。それこそ穏やか〜な優しさに満ちた自然に囲まれて上品な楽園なのですよね。爽やかな風、きらきらと眩しい緑溢れてるけど、ジャングルじゃないんです。まちがってもアフリカの砂漠でいきなり生命の危機に晒されたりもしないんです。美しい花々を育てる余裕があるんですね。自然と調和しながら文化楽しむ…ヲホホ☆あはは★みたいな。
ええーそれじゃあなんもドラマがなくってつまらんやーん??それにそんなの絵空事やーん?
…って、私だって思ってましたよ、ええ。なんか退屈なんじゃね?って。ええ、浅はかでしたからね。シアワセだったんでしょうね。だけどですね、人は。もう、いいよって言う程の地獄絵図見たら考え変わるんですね。安らぎってなんて素晴らしいと分かるようになるんです。もうね、そんなの。いくらだって変わるんですよ。あんしんあんしん、ってだってそんな、滅多にないもん。食うか食われるかみたいな殺伐とした世界にばっかりいたら。
瞑想とか深呼吸とか、精神安定にさかんにおすすめされるじゃないですか。心にこびりついて離れないどっしょーもない問題とか過去のトラウマとかあっても、5秒でも忘れられるなら、それはだんだん、その時間を長くしていけるのだそうです。
ホントにね、この世界の問題点とか見たらね、ストレス不安MAXにすぐ、なれます。闇。闇。闇。ニッチモサッチモ。がんじがらめ。ホントと嘘の故意か無意識か、分かち難い入り混じり。ナニを信じたらいいのやら。騙し騙され生きるのさ。なんて言いますけれど。でも、やっぱり、優しさは嘘じゃなくて本物が良いですがね。贅沢言ってますか?別に良くないですか?いろいろあって。なんだって人それぞれです。考え方や好みの違いは、ふーんそうなの、ってサラッとしてたい。実はそれが、安らぎだし、信頼とか愛情とかがある態度なんじゃないか、と思います。でもだからってそうじゃないから駄目、みたいな全否定するつもりじゃないですし。
なんてぇか。それが退屈とかなんだとかの前に、無いんですよ。そんな、混じりけなく納得いきます、と言える平和、だの、安らぎ信頼安心。そんなのさあ、無いの。無かったの。あったとしても、稀少なんですよ。奇跡なの。理想なんだよ。だから。大したことないわけが、ないんです。
人って、いつもいつも痛めつけられて怯えが染み付いてしまってるとこに駄目だ駄目だなんて言われてグラグラしてると、力なんか発揮できないもんなんです。でも、問題から思い切って離れて落ち着いたら、あれ、出来たし、出来るじゃん?っていう、自分のペースでやっていけるうれしさを発見したり。そういうことって実際あったんです。環境って大事だってのはそういうことだと。それは相手の空間や領域認められる大人の世界、というふうにも言えるかもしれません。
ドラマとか刺激とか、いったん一通り反応して、それでもなんどもそれ繰り返したら、灰色です。夢の島みたいなもんです。それは依存のすごい怖い形。ドラマはドラマなんですよ。ドラマクイーンなんて言うんですよ…
変なドラマはもういいんですよ。そんな所まったく自分の、居場所ないんですよ。
安らぎ。それは失われた家。それは古典的な美。G線上のアリアのような。それは許し。信じること。忘れていた恩恵。それは息が出来るということ。空気があること。ホッとすること…
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