映画“Still Dreamin'-布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズム-”見てきた感想【ネタバレ薄め】
2/4(金)から2週間限定で全国公開する映画『Still Dreamin'-布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズム-』を見てきました。
前にも一度書きましたが、私はギタリスト・布袋寅泰さんの大ファンでコンサートにはよく足を運んでいます。
そんな布袋寅泰さんの映画が公開されるなら行かないわけにはいかない!
…ということで公開初日の朝イチで映画を見てきました。
以前布袋寅泰さんについて書いた記事
還暦を迎え、アーティスト活動も40周年を迎えた布袋寅泰さんですが、今回の映画はそのアーティスト活動の軌跡を追ったドキュメンタリーの映画です。
ただただ軌跡を追うだけでなく、ところどころ演技・演出も入り、ただのドキュメンタリーではなくきちんと映画として見せる工夫もされていました。
普段ならあまり向き合いたくはない出来事もピックアップし、成功だけと向き合わず失敗の部分も題材に入っていたのはとてもよかったです。
主に過去の出来事とコロナ禍に入ってからのアーティスト活動の2つの軸を中心に話が進んでいき、映画を見ている限りかなりコロナ禍でのアーティスト活動は大変なこともあったのを映画の中では話しています。
映画館に行くと入場者限定で布袋寅泰さんの漫画がついてきます。
“前編”となっているので、もしかしたら2週間限定上映の2週目で“後編”が配布されるのかもしれません。
映画本編に関わる内容なので詳細には語れませんが、気になる方は是非映画館で確認してみてください。
前も書きましたが、本当に布袋寅泰さんをみると夢を追いかけてしまう。
Still Dreamin'
この主題歌の歌詞の中で『君は今も夢を追いかけているか?』と布袋寅泰さんは歌っています。
還暦を迎え、未だ夢を追い続けている布袋寅泰さん。
そして30歳で夢をあきらめた自分。
この映画を見て、夢を完全に捨てなくてもいいのではないかと思いました。
自分は20代の時は夢に向かって全力疾走で追いかけていたけど、30歳を機に人生を見直すため吉本興業を退所した。
退所してもうすぐ1年がたつ。少しだけ辞めていることを後悔している自分もいる。
20代の頃のように全力疾走で夢を追いかけず、歩幅を狭くしゆっくりとしたペースで夢を追うのもいいのではないのか、と映画をみてそんな考え方になりました。
だって60歳の布袋寅泰さんもまだ夢を追いかけ続けているんだもの。
夢に期限切れはない。
そう思わせるような映画でした。