【おとなの読書感想文:8】食戟のソーマ
どうもコウノです。
以前、休みの日の過ごし方の1つとして「その時食べたいと思った物をゆっくりしこたま食べながら飯テロマンガを読む」というのがある、と書きましたが↓
HP1のギリギリのギリ、いやむしろこのターンで確実にアウト!な位の金欠の時(今ですね!)は、激安なお店の激安海苔弁、夜なので定価より40%OFF、なんてので腹を満たす事もしばしば。
で、せめて視覚的にはグルメでいたい、と久しぶりに読み返したのが食戟のソーマの8~9巻↓
創真が海苔弁作る回のやつです。
不思議と198円の海苔弁が、一流の味に変わる気がします。
少年マンガでグルメを扱う作品は、やはりどっちが凄い美味いの作ったか対決になるのがお約束。
「ミスター味っ子」とか「焼きたてジャぱん」とか思い出しますね(´ー`)
この作品も超一流の料理人の名門校を舞台に、ごく普通の定食屋の息子・創真が編入してくる辺りから物語がスタートします。真っ先に、そして最終巻まで最大のライバルとして立ちはだかるのがヒロインのえりな。学園の総帥の孫娘で「神の舌」の持ち主と呼ばれる天才少女。
えりなに美味いと言わせたくて、且つ試験が厳しい学園で退学にならないように、あと単なる負けず嫌いもあり、創真は同期達と研鑽し、先輩に打ち勝ち、やがて新たな敵との戦い……おっと、まさかえりなの父が黒幕かよ!よーし、仲間達やえりなと力を合わせて上級生に勝つぜ!
という、THE★王道展開。
最後の方、特にBLUEという一流の料理人しか参加出来ないコンクールの話辺りからはかなり駆け足な印象が否めないですが(打ち切りっぽかったですし)。
最終回のその後、な立ち位置のストーリーにて、創真とえりなの親世代の謎も明らかになり、まあそういうバックグラウンドの元であの2人がいるんなら、落ち着く所に落ち着けて大団円になったんじゃないかな、と思います。
あと作画担当の佐伯俊先生の絵が美麗すぎる。
・飯美味そう(大事
・女性キャラはエロ可愛い(大事
結構いっぱい女性キャラ出ますが、描き分けが凄いです。特に身体のライン。ωデカい子はデカく。ωない子はないままに。下着のデザインもキャラによって描き分け。
元書店員ですので、そりゃあ佐伯先生の別人格も存じ上げておりますもの。流石っす先生!としか言えませんて。
人が美味いモン食って「おいしー!」と恍惚してる時の描写って、幸せそうに見えないとダメだし、ガツガツ食べる様から美味しそう感も出さないといけない。でもこれが「エロい表情」に見えてしまう事も、マンガだとありがち。この匙加減って難しいところやと思うんです。そういう意味では食戟のソーマは攻めた作品。
だって食も性も三大欲求だもの!
こんな感じの表現↓になるのは至極当然なんですよきっと★
ちなみに私は普段は野生児っぽい竜胆先輩↓の、このドキッとした表情に惚れました。
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