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DCDとは? 簡単に説明します。

自分に起きた出来事を書く前に、
DCD(発達性協調運動障害)とはどんな障害なのか紹介します。

『不器用・運動が苦手な子の理解と支援ガイドブック』
こちらの本に書いてある内容を引用して説明します。

『不器用・運動が苦手な子の理解と支援ガイドブック』


DCDとは?

発達障害の1つです。
最近ではよく耳にするようになった、自閉症スペクトラム(ASD)や不注意欠如・多動性(ADHD)なども発達障害なので、同じグループと考えるとわかりやすいでしょう。
DCDは、大きな病気やケガがないのにもかかわらず、運動の不器用さが極めて大きい障害である。

『不器用・運動が苦手な子の理解と支援ガイドブック』第2章


DCDは、発達障害の中でも気づきにくい障害で、あまり知られていないそうです。

大多数の人が当たり前にできる運動が不器用なため、日々の生活の中で子どもが苦手で苦しんでいることに気づけずに埋もれてしまっているのが現状だと思いました。

周りの大人が理解する必要があると感じます。


運動の不器用とは?

運動とは、この本をお読みの方にも体育やスポーツの苦手さなど、思い当たることがあるかもしれません。
しかしここでの運動とは、体育やスポーツだけではなく、日々の生活において体を動かすことすべてが含まれております。

『不器用・運動が苦手な子の理解と支援ガイドブック』第2章

例えば、
・箸の使い方が苦手
・文字を書くのが苦手
・手先や指先を使う細かい運動が苦手
・階段の上り下りがスムーズではない
・自転車にスムーズに乗れない

この様な事例が考えられます。


運動に不器用がある子が、
いきなりスポーツをしてしまったら・・。

『できない』気持ちが大きくなり、
運動が嫌いになるんだろうな?
と想像するとちょっと怖いですね。


協調運動とは?

箸を使ったり、文字を書いたりすることなどの手や指を使う運動や階段の上り下りや自転車に乗ることも含まれます。
これらの運動は、身体のいくつかの部分をうまく「つなげて」行うために、協調運動と呼ばれています。

『不器用・運動が苦手な子の理解と支援ガイドブック』第2章

文字を書くことは、大人になれば当たり前にできていることなので、無理なくできることかもしれない。

上記のように身体の部位を連携して、まとめて動かすことを協調運動と言うので、その身体の部位の連携が取れていないと生活に支障が出ることは間違いないと感じました。

その不器用や苦手に気づかずに、
学校に進学した場合、
学校生活で支障がでるのは当たり前だと思いました。

そこが原因で不登校や行き渋りになってしまっているのだとしたら・・。

一人ひとりに合った必要な支援は考える必要がありそです。


まとめ

DCDとは、運動の不器用さを抱えていて、
理由は、協調運動の苦手さが原因だということ。

わたしが考え感じているDCDとは、
身体の連動、つながりの成長が年齢に沿った成長ができていないこと。

それに伴い、
日々の生活に支障が出て、周りが無知なために言葉や態度で受けた傷を抱えているお子さまやその傷を抱えたままで癒せていない大人が沢山いるのではないかと考えます。


わたしが経験してきたこと、
周りに支援してもらいたかったこと
この辺りを中心に次回から投稿していきます。

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