👁「長文読解」≒「脳トレ」👀

 国立の研究機関で研究員として活躍しているT氏が必死で何やらスマホと格闘しています。何事かと覗くと・・・「脳トレ」!むきになってああだこうだとやっているのを見て、「脳トレはまさに言葉通り『トレーニング』だなあ。」と実感しました。

 つまり元々の頭の良しあしというよりも、トレーニング(訓練)すれば伸ばすことが出来る能力なんだと。T氏は最初は判定がDやCだったものがしばらくするとBにはなりますが、なかなか最高ランクであるAにはならず、私にやってみるよう要請。

 私も最初はC、間違いまくったときにはDやEの時も!!!でも、あっという間にAに。コツは次の2点です。

 ①集中しすぎない(俯瞰『ふかん』すること)
”高い場所から全体を見おろすこと”(=「鳥瞰『ちょうかん』」)
”客観的に物事の全体像を捉(とら)えること”(=「客観(的)」)


 ②主語と述語に意識をする

 以上、2点に尽きます。例えば沢山の数字の中から最小、あるいは最大の数字を選ぶときには「全体」をパッと見るのです。また「左右判断」では画面に「青(赤色で着色)」「赤(黒色で着色)」をいう表示がされ、赤い色の文字はどちら?と聞かれます。

 述語「赤い色の文字は」に着目してパッと赤い色の文字をクリックするのです。真剣に「青」「赤」と言う文字を読んでしまうと「赤(黒色着色)」を間違って押してしまいます。

 実はこれは国語長文を解く時に使うスキルそのものなのです。①全体をパッとみてキーワードを探す。②何を問われているか、「主語と述語」をしっかりと読む、という2点と見事に合致します。

 勉強を継続することは大変ですが少なくとも「国語における長文読解」≒「脳トレ」≒「一生役に立つスキルを身に付けること」と思うと少しだけモチベーションを保てる?!でしょうか。さ、私は「脳トレ」よりもまずは目の前の仕事に取り組みます!

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