【じじい放談Ⅱ 第11会 冒険者】 2 ヒロ 2022年9月2日 19:05 登山家は「山があるから登る」、冒険者は「冒険の旅」です。 共通するのは命の危険も顧みず、「誰も果たせぬ夢を得る」事です。60年前の1962年5月12日、小型ヨット『MERMAID』で太平洋無寄港横断を堀江謙一さんがやってしまいました。 サンフランシスコで英雄扱いされている堀江謙一さんに、日本は密出国を密入国者として強制送還するよう米国に依頼しました。 しかし、サンフランシスコ市長ジョージ・クリストファーが「コロンブスもパスポートは省略した」と、尊敬の念をもって名誉市民として受け入るという報道が入り、日本は掌返しの英雄報道が始まり、帰国後に不起訴になりました。 法的には容疑者ですが、人類では英雄という想いに至らない米国の判断です。 丸刈りが校則の当時の日本では、犯罪者だったわけです。冒険者は、誰もできないことをやる心と生き残る作戦をやりきる力です。 冒険者にはチカラ及ばず命を落とす者もいます。冒険に富や名声を目的にする者も居ますが、同じ富は他の安全な方法で手に入ります。 名声も命を賭けるほどの想いは常人では持てません。 冒険者は常人でないから達成し英雄になれるのです。 冒険者が成し遂げた冒険はいずれ常識になります。常識に囚われた者には、愚か者に思える冒険者が、何人も現れ、新しい冒険を成功させて来ました。私の知る冒険者は他に登山家の三浦雄一郎と植村直己、大西洋横断のリンドバーグ、南極点到達のアムンゼンくらいで、自身は冒険とは無縁でした。常識では棲みにくくなった今の社会は「新しい社会を切開く冒険者」を求めています。社会の冒険者には、日本を洗濯しようとした坂本龍馬、植民地政策の絶望から国民を開放したチェ・ゲバラ、そして戦国を切開いた織田信長のような人達です。毎日ネット配信で紛らわし、SNSで不平不満を撒き散らす「じいさん」が冒険者に想いを馳せます。収録 2022-9-2配信 2022-9-11ロケ地 北名城ビーチ@糸満市 #沖縄 #未来のためにできること #仙台 #時事問題 #冒険者 #加山雄三 #糸満市 #名声 #じいさん #TV会議 #植村直己 #リゾートライフ #じじい放談 #北名城ビーチ #堀江健一 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート