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なぜお金のことは学校で教えてくれないの

年末ですね。
年末といえば、何が思い浮かびますか?
クリスマス、年賀状の準備、今日でしたらM-1グランプリ、大晦日の紅白歌合戦とかかな。
あとは、年末ジャンボ宝くじ。最近よくCMを見かけるようになりました。

宝くじって、本当に当たるのかな?

そう思ったとき、ある本を思い出したのでアウトプットします。▼

まだ読みかけです。笑
帯には「オリラジ中田敦彦さん推薦!」の文字が。私は信者か。

この本では、お金に詳しくない初心者でも安全にお金を貯める方法、少しリスクを取って増やす方法、結局お金を増やすためには何をするべきか、という内容がわかりやすく書かれています。

その中の一節で、
・宝くじ、競馬などには手を出さない
・投資信託をやること

これをすることで、なぜお金が少し増えるか解説されていました。

まず、どの金融商品が上がるか下がるかは誰にもわからないという前提があって(このことについても書かれていました。「LTCM伝説」という出来事があって、ノーベル経済学賞受賞者のドリームチームで立ち上げたファンドが、5年で潰れたそうです。投資で当て続けることは誰にもできないことが証明されました)、それでもなぜ投資をする人が多いのか。
それは、「将来減るかもしれないし、増えるかもしれない」というリスクを請け負っているから。
例えば「何年預けても100万円は100万円で変わりません」という銀行Aと、「100万円を預けたら200万円になるかもしれないし、0円になるかもしれない」という銀行Bがあるとします。
これだと銀行Bにお金は集まらないから、リスクを取った人に報酬として「リスクプレミアム」がつくようになっています。
投資信託とか株とか、リスクのある金融商品を選んだ人には平均して5%の金利がつくような運営がされているんだそうです。
例えば株式会社なら、株主に対して還元をしようとあらゆる方法で金利が増えるようにがんばってくれる。

でも、ギャンブルは?
勝つか負けるかの勝負です。しかも、競馬は運営者側が集まったお金から25%の利益を得ていて、残りの75%を馬券を買ったお客さん同士で取り合うしくみ。宝くじは、還元率が50%未満になるよう法律で定められているから、長い目で見ると平均50%未満の取り分になる。
馬券や宝くじでは、長い目で見ると平均的な取り分が元本を上回ることがありません。

だから、投資信託がいい。

なるほど〜。こんな風に説明をされると、無知でも納得します。
でも、こんな大事なことを、なぜ学校で教わらないんでしょう?海外の人からすると、日本人は金融に詳しくないそうです。学校で教えて欲しいな。私は実家にいた時はバスの乗り方もわからないくらい社会について無知でしたから、親からお金について教えてもらったこともなく、大学生になって通帳とキャッシュカードを渡された時は使い方もわかりませんでした。訳がわからないまま奨学金を組んでいて、奨学金から全て授業料と生活費が捻出されていることを理解したのはだいぶ後でした。その無知さで後々色んな場面でローン組まされたり手数料がっぽり取られたりしてました。

自分の子どもには教えてあげよう。
そして、年末ジャンボ宝くじは絶対に買わない。

今日のアウトプットは以上です。
それでは!

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