【2019年の振り返り】おいしい!楽しい!大好き!編
今年もたくさん食べました。
「食べるって最高に楽しい」と思ったお店を紹介します。
今年は「なんでそんなおいしそうなもの食べてばっかなの?」と聞かれるようにもなった。その理由も最後にちょっと書きました。
(理由ってほど大したことじゃないけど)
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Los Tacos Azules(三軒茶屋・メキシカン)
少し前からタコスが気になっていた。ここのタコスは黒い自家製トルティーヤが特徴。包まれるのは卵焼きやしらすなど和食材もあって楽しい。
お肉がほろほろで香ばしいカルニータスととろっとろチーズときのこのケサディーヤは毎回の鉄板。季節やタイミングによっていろんなメニューが変わるので、プラス2つくらい頼むとブランチにちょうどいい。
週末の朝タコスしか食べたことないので、今度夜のコースも食べてみたいな。
ビストロひつじや(代々木・ビストロ)
ラムステーキが食べたくて行ったけど、すべてがおいしかったな。多国籍なスタッフさんとギュンギュンガヤガヤ食事を楽しむ熱気に包まれた空間はさながら異国のビストロ。
ラムが有名なお店だけど、個人的にはジャンボ餃子と魚料理に感動。ジャンボ餃子はコースに500円で追加できるので、絶対追加で!
ワインが原価プラス100円なのもうれしい。女子4人で行って、しっかり4本空けました。
Dar Roiseau(三軒茶屋・アフリカ料理)
クスクスが好きなんです。はい。クスクスが食べれるところをいつも探しています。
三軒茶屋の小さな路地にあって、外観もかわいいお店。同僚とふらっと行ったらカウンターに通してくれた。3000円くらいのコースで、前菜からクスクスまでいろいろ楽しめる。ワインとも合うんだなあ。
みもっと(目黒・タイ料理)
タイ料理屋さん行っても、結局、ソムタムと生春巻きと空芯菜になってしまうタイプの人間です。
「みもっと」はコーススタイルでいろいろ楽しめるから新しいタイ料理と出会える。シェフのみもっと先生が料理の作り方やストーリーも教えてくれるのも楽しい。ワインと一緒に楽しみましょう。
料理教室もおすすめ。
ふーみん(表参道・中華)
梅干し入りの角煮も人気だけど、納豆ごはんがかなりツボ。納豆とそぼろがたっぷり乗ってボリューム満点。
昔この近くで働いててときどき来ていたんだけど、納豆ごはんの存在を知ったのは最近。
昼時は大行列だけど、広いし回転が早いから1〜2人なら割とすぐ入れます。
串源(三軒茶屋・焼鳥)
ひさしぶりに来たらやっぱりおいしかった!三茶のメインとなる飲み屋街からちょっと離れた住宅街にある焼鳥屋さん。
生つくねもおいしいんだけど、今回は仕入れの関係でなかったので次回期待。秋〜冬はジビエの仕入れがあるときも!
女性1人のお客さんも多かったので定期的にふらっと行きたいな。
ちなみにシメはごはんで決まりです。タレを混ぜ込んだピリ辛のごはんが絶品。
舌雅(学芸大学・居酒屋)
タン専門店ということで、焼きタンももちろんおいしいんだけど、茹でタンがものすごい!ほろほろに煮込まれたタンがジューシーで…!
汁もおいしいから、もう無限。
2019年の **#永遠に飲めるやつ** ランキング1位はこの牡蠣スープ。水筒に入れて持ち歩きたいレベル。
茹でタン、焼きタンをつまみに焼酎水割りをちびちび飲んで、シメに定食をいただくのがおなじみのプラン。
<ちょっと奮発して行きたいお店>
酢飯屋(江戸川橋・寿司)
発酵デザイナーの小倉ヒラクさんに教えてもらい、行くことができたお寿司屋さん。お寿司の本当の姿、楽しみを教えてくれる。日本酒も最高に攻めてて楽しい。
お寿司、日本酒はもちろん、食や日本の文化にまで楽しみが広がるお寿司屋さん。
※紹介制です。
マルタ(深大寺・薪窯料理)
深大寺から車で15分くらいのとこのにあるので、都内にあるけど、ちょっとした小旅行気分を味わえるロケーション。
薪窯がパチパチいう音をBGMにいただくグリル料理の数々は、テーブルでシェアするスタイル。2人で行くと「はじめまして」の人たちとシェアするドキドキ感と、徐々にゆるんでいく空気も楽しい。
ビールで作り、薪窯で焼き上げられたパンは今まで食べたことのないギュッとしたうまみ。
アンティカ・オステリア・デル・ポンテ(丸の内・イタリアン)
ギフトチケットをいただいて行かせていただいた高級レストラン。丸ビルの上層階から夜景を眺めるディナーを体験。
あまりイタリアンに心踊らないのだけど、そんな先入観は即効打ち砕かれるおいしさ。
特にパスタは今まで食べたパスタの中で一番おいしかった。
たまにはおめかししてお出かけも悪くないなぁと。
<パンがおいしいお店>
まさもと(練馬・パン/角打ち)
今年はあまりパンの取材に行けなかったのだけど、個人的にはここのお店がお気に入り。バキバキめのしっかりバゲットに生ハム、ルッコラ、ふぁっさふぁさのチーズ。そして、ワイン。
これだけで最高のブランチorアペロになるよね。
自家製のシャルキュトリーはどれもおいしい。
ビストロ ロジウラ(渋谷・ビストロ)/Path(代々木公園・ビストロ)
ディナーは来たことあったけど、後輩が取材していて「これは!」と思い、さっそく行ってみた。
パンの柔らかさ、バターのかたさ、あんこのほくほく感、さっぱりなのに濃厚なリコッタチーズが渾然一体となってびっくり。
リアルにぺろりなあんバターサンド。
姉妹店の「Path」のパンも大好き。ハムとチーズとパンが本当に絶妙なバランス。ダッチオーブンも食べたいけどいつもこれ食べちゃう。
ちなみに今年のクリスマスディナーも「Path」。昼も夜も大好き。
Bricolage bread & co,(六本木・パン/カフェ)
アジのお刺身がパンにのるなんてねえ。これが…!フレッシュなレモンでさっぱり合うんだなあ。
「ブリコラージュ」のこのパン、酸味があるし個性的なのに結構なんでも合うから本当になんなのよ。
uguisu(三軒茶屋・ビストロ)
こちらも夜も昼も大好きなお店。サンデーアペロのスモーブローはいつもインスタで見てはうずうずしちゃう。
月替りで食事系2種類+甘い系1種類登場するので、できたら毎月行きたい所存。ワインとスモーブローでアペロ最高じゃんねえ。
時間によっては満席なので、13時のスタート時間を狙うのが良さそう。
<地方にあるお店>
monk(京都 哲学の道・イタリアン)
ひとりレストランデビューをさせていただいたお店。カウンターで薪窯からでき上がるお料理を見ていたら、ひとりでも寂しくなかった。
圧倒的なおいしさに思わず「おいしい」と口からこぼれると、自然と横のお客さんとも会話が生まれたり。
訪れたタイミングは夏の終わり、秋の始まり。“春夏で恋をして、秋冬で去っていく”そんな「二人セゾン」みたいな一瞬のときを味わえた気がする(なにいってんの)。
海月が雲になる日(金沢 野町・タイ料理)
祖父母の家があるので定期的に訪れる金沢。必ず来るのが「海月が雲になる日」。武家屋敷のエリアにある古い建物を改修したお店の雰囲気も最高。
お目当てはカレーやヌードルなどのタイ料理が楽しめるランチ。この日はグリーンカレーをチョイス。きれいに並んだたっぷりハーブと一緒に食べる幸せ。インスタから予約を忘れずに。
夜もいつか行ってみたいな。
<海外で出会ったお店>
Bodega Donostiarra(サンセバスチャン・レストラン)
美食の街サンセバスチャンではほとんどの時間食べていた。気軽なピンチョスもアクロバットなコースも食べたけど、ここのオムレツとサンドイッチが一番感動した。
バスク地方でよく食べられる青唐辛子の酢漬けとツナがサンドされたサンドイッチに夢中。
夜は街の人、観光客が集う、スペインらしいにぎわいのある食堂。英語もままならないコミュニケーションを経て食べられるごはんたちは宝物を見つけたかのような達成感が最後の隠し味。
朝からやってるので朝食でも訪れたおかわり名店。
KILN(ロンドン・アジアン料理)
実はカレーが嫌いで、かれこれ20年くらいまともに食べていなかったけれど、まさかロンドンで克服するとはね。
SOHOにある小さなお店の奥には映画「ディナーラッシュ」のような光景が広がっていた。
魚介(たぶんあんこう)のカレーが特においしい。そもそもパンチと奥行きのある味が少ないヨーロッパの料理。ちょうど日本を離れて2週間めくらいの時期だったこともあり、アジアの味を求めていたのかな。
ここも翌日再訪したおかわりレストラン。
グリルも絶品。汗だくになりながらカレーを食べ、肉を食らい、ビールを流し込む。一瞬ロンドンということを忘れそうになったし、ロンドンでそんな食事に出会える高揚感もむくむく湧いていた。
XU London(ロンドン・台湾料理/台湾ティーサロン)
ロンドンではアジアが流行ってるということですね。こちらは台湾料理。お上品なお料理をコースでいただいた。
台湾もロンドンもTEA文化があるなぁということで、ティーペアリングでいただきました。酒飲みの私も大満足なマリアージュを体験。
ウォンカーウェイの映画のセットみたいなレトロな建物もかわいい。
BRAT(ロンドン・レストラン)
今回のヨーロッパ周遊旅でのベストレストランがこちらの「BRAT」。ごはんはもれなくおいしくて、最終日に来てなかったら通ってた。
夫はポテトが特に気に入ったよう。魚も肉も野菜も素材の味を生かしつつ、付け加えたであろうひと味が心を鷲掴みにしてくる。
アンチョビパンも衝撃的においしかったなあ。
ちなみに2019年のミシュランで1つ星を獲得したそう。ホスピタリティや距離感も素敵だったな。
サイトには“Traditional British Restaurant”って書いてある。誰だ、「ロンドンのごはんはおいしくない」って言ったやつ。
Jensen's Gin(ロンドン・蒸留所)
今年は特にお酒の蒸留所、醸造所もたくさん行った。ロンドンのバーモンジーにある「Jensen's Gin」はしびれた。その場でグラス1杯からジントニックを作ってくれるんだけど、きゅうりのトニックソーダと割ったやつがこの世にあるすべての爽やかの頂点にあるくらい、爽やかだった。
「GINおもしろい!」と思って、帰国後もいろいろリサーチしたんだけど、Jensen'sは日本にはないみたい。お土産に買わなかったことを一番後悔したのがこれです。思い出しても超悔しい。
松江自助石頭火鍋城(台北 中山区・鍋)
最後は今年最後の旅で訪れた台湾で食べた鍋。冬の旅行であることと、無類の鍋好きの母と私の旅行だったので鍋が目的でもあった。
あーやさんのtweetきっかけで見つけたお店。観光地「行天宮」に午前中行きその足でランチに。11時オープンで12時にはもう満席。早めに来てよかった!
セルフで棚から具材を持ってくるスタイル。最初の炒めだけ店員さんがやってくれるんだけど、特別な調理法があるわけでも食材が入るわけでもなさそうなのに、ものすごく地味深いスープになる(するめが鍵な気がしている)。
タレは台湾鍋おなじみの自分で調合するタイプ。とりあえず、全部混ぜるのがおいしいってわかってきたぞ。
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私がおいしいものを食べる理由
冒頭にも書いたけど、今年は本当に「なんでそんなおいしそうなもの食べてばっかなの?」とよく聞かれた。インスタはもう99%食べ物。
朝起きたときからお昼何食べよう?と考えて、お昼食べながら夜ごはんについて考えて、夜ごはん食べたら明日のごはんを考えるくらい三度飯よりも食べることが好き。
ごはんを食べるおもしろさは、4年前に平野紗季子ちゃんをインタビューさせてもらったときに教えてもらったことがすごく影響してると思う。
おかげさまで仕事でおいしいもの食べられることも増えてきたけど、仕事で外出するついでに行ったり、友だちとごはん行くなら「食べたい店」がいいなという感じで行くことが多い。超普通。
でも、「なんかないかな?」というときに、惰性になるのは嫌で、気軽な店でもファーストフードでもなんでもいいけど、いつだってワクワクしながら食べたい。
そのために常にSNS、雑誌でリサーチしてるし、人から教えてもらったお店もストックしている。「食いしん坊」って知ってもらえてからは、友だちや仕事の人はもちろん、取材や食事で訪れたお店の人に教えてもらうことも多いです。
好きなものは好きって言っていくのは大事ってやつですね。
ついにカレーも食べられるようになり、来年はもっと堂々と「食いしん坊」と言えるようになるので、2020年も食べまくろう。
今年も1年ごちそうさまでした。
来年もいただきます!
おいしいお店あったら教えてください♡
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Instagramでも「食いしん坊」投稿してるので見てね!
来年はちゃんと定期的にnoteにも書こう…!
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