プロ意識について
プロ意識といえばなにを思い浮かべるだろう?
誰しもなにかしらの誇りは持っていると思う。
それはかっこいい兄や、かわいい妹、大切な家族、大好きなペットかもしれない。
あなたにしかない特技だったり、苦しいときを乗り越えた経験だったり、なにかしら賞をもらうことだったりするかもしれない。
お金でも、地位や名誉でも、愛でも、なんでも誇りに思えると思う。
ところで、私には好きな音楽家がふたりいる。
ひとりは、ラテン系やPOP系など多岐にわたって作曲をする方。
もうひとりは、幻想的な雰囲気をかもしだす曲を作る方。
ふたりに共通するのが、裏では「演奏技術に対してドS」と言われていることだ。これを聞いたときびっくりした。
それは、ガソリンスタンドの店長さんにも言えるかもしれない。彼が満点の笑顔でサービスを提供してくださって、「あぁ、いい思いをしたな」と感じたとしよう。しかし、それは当たり前ではない。その裏では、「いかにしてお客さまをもてなすか」というプロ意識が働いている。
プロにとっての、客である内はいいかもしれないが、一度肩の荷を持つと、「どれだけの労力のうえ」に、そして「どれだけのプロ意識のもと」に成り立っているのかがよく分かる。
すばらしいと思うようなサービスを提供してくださっている人であればあるほど、その裏で尋常ではない努力や意識、思考がはたらいているのではないかと思う。
ということで、わたしは作曲家の方はもちろん、日頃ステキなサービスを提供してくださっている方に感謝の気持ちで、そのありがたさを、噛み締めながらここに書きました。