時間は勝手に流れて、思い出さなくなる
「19歳で死ぬ」と漠然と思っていた。
1991年11月19日生まれなので、
1と9のつく年齢で死のうと
アホみたいな理由だ。
本気で死のうと思ってたわけじゃなく
19歳を逃したら91歳まで生きなきゃ
いけなくなっちゃう!だから19歳を
逃すまいと、なんとなく思っていた。
いま26歳
死のうと思うことは無くなって
自分が生きやすいように生きようと
なんとなく思っている。
高校1年生の入学式
校門で渡されたクラス表を見て
「1年間やっていく自信がない」
と親に言った通りになった
中高一貫の学校で、
外部入学の子たちとクラスは別
なのでクラスメイトは中学校3年間
一緒に過ごした子の名前しか
並んでいない
話したことのない派手な子や
仲のいい友達と友達だったから
仲良くしてた子の名前ばかり。
男子も派手な子と仲のいい連中
しかいないだから、確信を持って
このクラスメイトとは合わないと思った
予想通りクラスになじめず
学校に行かない日が増えた
印象的なエピソードは何個かあるけど
それが1学期か2学期か3学期か
全然覚えてない
夏休み明けにちゃんと
学校に行ったのか…?
時間は止めようと思って
止まるものじゃないし
早くなれと思っても早くならない
勝手に進んで、戻らない
今となっては中高のことを
思い出すことはほとんどない
あの頃感じてた生きづらさや
鬱々とした思いもどんなだったか
覚えてない
何かしたわけじゃなくて、
時間が勝手に流れて、
自分がなんとなく
生きていた結果
死ぬのって結構大変だし
なんとなく生きてればいいんだよ
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