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Podcastトークをテキスト化!【episode #01】美人歯科衛生士に聴いたエモい話
年間500人/100社にインタビューを続けるプロ・インタビュアー伊藤秋廣が、日々の取材活動の中でキャッチした、エモくてタメになるエピソードをバシバシご紹介するPodcastをテキストコラム化。今回は、美人歯科衛生士から聴いたエモく、恐ろしい話をご案内します。
年間500人/100社にインタビューを続けるプロ・インタビュアー伊藤秋廣が本当に聞いたエモい話episode #01
皆さま、こんにちは。プロインタビュアー伊藤秋廣でございます。私が見聞きしてきた本当に聴いた話を、ノーカット、忖度なしでお話をさせていただきます。
この番組名はおわかりのように、「本当にあった怖い話」をもじっておりまして、しかも“エモい”と“エロい”をミスリードさせようかと姑息な発想もありますが(笑)。まあ、取材活動の中で拾ったエモい、すなわち私が心動かされた話を紹介しようと思っておるのですが、初回から若干、コンセプトを崩しまして、今回は、本当に背筋の凍るような怖ーい話からご紹介しようと思います。
数年前の話です。一時期、たくさんの歯科衛生士をインタビューする機会がありまして。歯科衛生士専門の求人誌の「先輩の声」という企画でした。とにかく、彼女たちはまさに天使ですよ。白衣が似合いますし、なんと言っても献身的。求人誌のインタビューなんで、“どうして衛生士になったのですか?”なんて質問をするのですが、彼女たちはみんな「人の役に立つ仕事をしたい」っていうわけです。“稼ぎたいから!”なんて言う子なんていませんから。みんなピュア。話を聞いている私も、本当にきゅんきゅんきちゃう、心あらわれる時間を過ごしたわけです。
で、その日も2人のエース級衛生士が登場してきて、インタビューをするわけです。もう、医院きってのエースですから、二人ともしっかり者でお綺麗で、頭も良いから会話もむ。まあ、いつも通り、幸せな時間がすぎていったわけです。
そんな幸せな時間が一転して…あんなことになるなんて…。そのときは想像すらしていませんでしたが…、という大袈裟な前振り(笑)。
その2人のエース級衛生士に、“衛生士あるある”みたいな話を聞いてたんですよ。衛生士ならではのエピソードを拾って、共感コンテンツを作るわけですね。
うーん?って考えるのですよ。その姿もかわいくって、きゅんきゅん来ていたのですが。そしたら右の子が「あっ!」て思い当たったみたいで、こんな話をするのです。「電車に乗ったとたん、その車両に歯槽膿漏か歯周病の方がいるってわかるんです。匂いがするんですよ、特有の匂いが」って。しかもニコニコ素敵な笑顔を浮かべながら…。
え??まじ?
まさか、この子だけが敏感なんだろうとおもいきや、左の子も「そうそう!」って、はげしく同意。思わず私、その場で息をとめちゃいましたよ、“俺の口のにおい大丈夫だろうか?”と。
怖いですよね?
あんなに大きな車両ですよ。
いまでも電車に乗るたびにあの日のことを思い出す、身の毛もよだつような体験…。そして、大丈夫だろうか…私の口臭は…と、身がすくむ…。それ以来、私は口臭、体臭のみならず、取材時の身だしなみにも神経を使うようになりました。
そんなわけで皆さんも、ちゃんと歯科医院に通って歯のメンテをしましょうね。ちょっと離れた場所からあなたのことを笑っている衛生士がいるかもしれませんから…。