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助産院での出産。出産は「家族」が成長するとき。

今日は助産院での出産の、良いところの一つをご紹介します。

それは、
生まれた赤ちゃんを含めた家族全員が、
産前から産後までずっと一緒に過ごせること。

助産院では、赤ちゃんとお母さんを離しません。
病院では、赤ちゃんを新生児室に集めて、
医師の診察をしたり、処置や沐浴をしたりします。

けれども助産院には、そもそも「新生児室」がありません。
赤ちゃんが生まれたら、
お母さんの胸の上にのせられて温められます。

酸素濃度を測定するのも、
臍の緒を切るのも、
すべてお母さんの胸の上で行われます。

赤ちゃんのお父さんも、お兄ちゃんお姉ちゃんも、
ずっと同じ部屋で寝泊まりします。

産後のお母さんは、
「横になって休んでもらう」ことを優先します。

おむつ替え、寝かしつけ、あやす、抱っこ、沐浴などの育児(つまり授乳以外全部)は、赤ちゃんのお父さんがまずやることになります。

「パパに育児を教えるのが大変」とか
「手伝うのではなく、一緒に育児をしてほしい」
と、助産院以外で出産した人から聞くことがある。

「出産」というのは、
「家族」の形が変わって、成長を遂げること。

その変化の過程を一緒に経験していくことが、
その後の家族関係や育児に関わってくるんだなぁ。と
常々感じている。

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助産師hana【子育てを、安心であたためる】

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