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病気や怪我や異常などの「問題」がなくても、小児科を受診してもいい。

風邪の症状など、具合が悪いところがなければ、病院を受診してはいけないと思っている人は多い。
確かに、大人にとっては、何かしらの診断や薬の処方などの処置を期待する時しか、病院の受診は必要ない。

けれど、「小児科」や「助産院」はそうではない。

今日は、1歳4ヶ月になる次女の「便秘経過」「発育相談」と、6歳の次男の「睡眠相談」のために、かかりつけの小児科を受診した。

子ども達それぞれの、健康状態だけではなく、
・何時に起きて、何時に寝ているのか
・どんな遊びをしているのか
・寝起きは機嫌がよいのか
・家族はどんな風に接しているのか
・体重と身長の推移
など、生活に関わるたくさんのことを、小児科の医師と看護師が聞いてくれた。

次女は新生児の頃から、体重がゆっくりめに増えていた。数字で表すと、1日18g~20gの増加ペースだ。これは、小児科の先生によっては「母乳が足りていないから、ミルクを足してみましょう」と言われかねない数値だ。
1歳をすぎた今も、保育所のお友達と比べて、やっぱり体格が小さい気がして、心配していた。
0歳のころは、数ヶ月おきに健診や予防接種があって、体重や身長を測る機会があるが、1歳すぎるとグッと少なくなる。
今日は便秘の経過を相談したついでに、身長と体重を測ってもらい、「順調に発育していますね」と太鼓判を押してもらえた。

6歳の次男は、最近夜にいびきをかくようになった。
睡眠の質が良くないと、昼間の活動にもさわりが出てくる。発達や発育への影響も見据えて、対応を一緒に考えてもらった。

「もやもやと漠然とした不安」が、「心配はいらない状態」「解決策のたくさんある状態」になって、一気に心が晴れた。

小児科クリニックも、助産院も、「病気の症状が出てから、治療をする」場所というよりも、「症状がでないように、予防をする」「より健やかに過ごせるように、活用する」場所なのだと感じる。

小児科クリニックも、助産院も、
「こんなささいなことを聞いても、いいのかな」
「ちょっと心配で気になるけれど、受診をするほどでもないな」
そんな風に思うような時も、ぜひ気軽に活用してほしい。

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助産師hana【子育てを、安心であたためる】

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