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藤原 淳『パリジェンヌはすっぴんがお好き』
24年5月第1刷。
秋頃買ったかな?の比較的新しい積読です。
フランス関連強化月間のため引っ張り出す。
いま読むと、これを読もうと思った当時の仕事に迷い苦しみ自信のなかった自分が健気に思われる、、
当時は削られすぎて、一部を読みはしても全てを咀嚼できなかったけど、ここからヒントを得て立ちあがろうとしていた自分が健気。
ひとことでいうと、本当はそのままで何もかも美しいのに、ということが書いてあります。全体的に励まされる内容でした!
自分なりの生き方。それは何よりもまず、自分の感性を磨くことから始まります。
うむ。感性といえば佐久長聖の教え。
ではなくて。
周りに溶け込む必要はない。張り合う必要もない。自分にとって心地よいモノって何だろう。これだけ考えればいいのです。
それは自分にしかわからないことです。誰も教えてくれないことです。
汝自身を知れ。
ソクラテスの教えが時空を越え、私の心に深く突き刺さるのでした。
ソクラテスはミネラルウォーターのくだりで。
スキンケアを大切にするパリジェンヌ、
美肌は口に入れるものから、つける水だけじゃなくて内側から潤す水分も大事ですよね!
自分という原石は、自分で磨かないといけないと著者の藤原さんは言います。
フランス留学から、大使館勤務を経てルイ・ヴィトンのPR部門で活躍されてた方。
頭ひとつ抜けた存在になれ、とか
ここぞというときに決める、とか
FWのポジション争いみたいな表現もあり…
魅力は人の評価とは無関係の次元にあります
という一文がとくに響きました。
美人じゃないけど魅力ある、ってあるもんな。
バカだけどかわいい、もある。
もがいている人、状態を応援したくなることもあるし。
容姿で人と比べて自分をつまらないと思う必要はないと。
自分の魅力発見には、毎日自分で自分を褒めることがよいらしい。
3グッドシングス的なやつだね。
わかるけど〜
現実的に給料もらってやってくには評価も必要、、
応援される人でありたいですね。