もう1つの花を咲かせにいこう
こんにちは、愛音です
ここ数日就労移行のサイトを真剣に見て、資料請求しています。来月には見学や体験もチャレンジしてみたい気持ちでいます。
ずっと福祉の世界で働いていたいと熱い思いが胸にありました。絶対ピアスタッフとして活躍して、いつかは講演会で不登校や障害について発信する人でありたいと。
退職後はフリーで心の相談屋さんになるという気持ちでいました。誰かの心と話せる立場にいることが幸せだと思っていたからなのと、自分の長所がよりよく活かせるのはピアスタッフだ。
でもそれがなぜ、就労移行を真剣に探すまでになったのか?
家族から1つにこだわると視野も世界も狭くなる、と言われてました。最初は「ピアスタッフでいたいという私の強い気持ち知らないくせに!!」と思いましたよ。だから絶対ピアスタッフの職を譲る気になりませんでした。
また退職をしたとき環境に職を奪われたと思ったんです。
せっかくなれたピアスタッフ、だから悔しかった、悔しくて、悔しくて、他の職なんてプライドが許せない。
ただ、しばらくして頭がすっかり冷静になったときピアスタッフとして働いて生活が成り立つのか?仕事は趣味とは違う、これからは生活のために働く意識をもつ必要がある。
この考えにたどり着き、ピアスタッフにこだわることを止めました。そしてこう思ったんです。
ピアスタッフ以外の花を咲かすにはどうすればいいか?
今までピアスタッフ以外の花にはまるで興味なかったです。なぜなら他の花の咲かせ方を知らないし、咲かす自信もないから、運良く咲いたピアスタッフの花にしか興味を示しませんでした。
だけど世の中には色々な仕事があります。私にも色々な花の種が本当はある。
視野が狭いままでいいの?
1つの生き方しかしらない人生で満足なの?
他の花を見たいと思わないの?
心の奥では他の安定した職業にもチャレンジしたい気持ちはありました。でも怖かったんです。
失敗して、枯らして、怒られたらどうしよう!?新しいことに飛び込むのは昔から苦手です。だからピアスタッフを手放せなかった。安心して働けるのは周りから評価が高いピアスタッフだけだと信じようとしてました。
花を咲かすには水と土と太陽と肥料も必要となります。新しい水と土と太陽と肥料を探すために就労移行を利用したいと気持ちの矢印が向きました。就労移行でパソコンスキルや対人関係や模擬面接など今はない自信をつけて、自分に合う職業に出会います。
ピアサポーターは縁と偶然の連鎖でトントントン、と階段を上がれた、ほぼ苦労はしてないんですよね。でも次は苦労をするでしょう。その苦労がどんな形かは知りません。どんな壁かも分かりません。だから楽しみなんです。
苦労して、壁に激突して、その後にはどんな花が咲くのか?
世の中を見たい、就労移行の職員や利用者を見てみたい、企業がどんな人材をほしがり、受け入れてくれるか知りたいです。
ピアスタッフだけが私の花ではありません
たまたま性格や生い立ちなど含めると天職のようにも思えました
でも…
人生で1つの花しか咲かないなんて、勿体ないよ
退職したのだから、区切りをつけたのだから、
次は全然違う肥料を種に与えてみてもいいんじゃない?
そうすればまた思いもしない花が咲くから
可能性は1つじゃない、歩く道も1つじゃない、
道は誰かに作ってもらうのではなく自分で作るものだから
決心がやっとつきました
頑張ってみよう、出来ないことをやってみよう、
そしてそれを出来た!に変えていく
私の花はきっとまだまだ咲いてくれる
*愛音*