思考障害もあり、話すことがコンプレックスになったけれど…
こんにちは、愛音です
統合失調症による症状の一つ、思考障害
話したい内容から離れていったり、思っていること伝えたいことがまとまらない、が症状らしいです
何度かnoteにも書きましたが私には思考障害があります
頑張って話していても友達がポカーンとした表情になったり
「話飛んでるw」「ちゃんと聞いてなよw」笑われたりもしました
働いているときもちゃんと伝えたいことはあるのに、いざ口を開くと自分でもなにを話しているのか分からなくなり、でもどこで喋るのをやめればいいか分からず、グダグダになったことが多々ありました
そして自ら話をすることはかなり減りました
話しても周りが困るか、笑うだけ。私が話さなくても周りには話したがる人がいる。困ることはない。
それに話すのをやめた時期は不登校のときでした。コミュニケーションをとりたくない状況だったし、ちょうどいいと言葉を閉じ込めました
私の中で話すとは、恥をかくこと、苦手なこと、人を困らすことになっていきました。楽しい話を共有したい!とか、みんなで私から始める話題で大笑いしたい!ではなくなりました。
もう話すことがどんどんコンプレックスになっていきました。口を開くのが怖い。ポカーンとした顔を見ると胸が痛む。自分は話すことすら出来ないんだと落ち込む。
話すことに対する強いコンプレックスを壊してくれたのは伝えたいことが私の胸にあったことに気づいたときです。そう、ピアサポーターとして活動しているときです。
いつもは嫌というほど感じてきた私が話した時の空気がグダグダになり、周りの人の表情が変わっていく。それが私が話すということだと知っていました。だけど伝えたいことが強くある。そして相手の心に届いてほしいという願いを込めて話していると、私の言葉でも届きやすくなっていきました。
気持ちを届けたい、これだけは届いてほしい、そういう感情をもって話すと届きます。ありきたりな言葉になってしまいますが、会話は言葉ではしません、心でします。そうか、そういうことか、今まで反応ばかりきにして口を閉じていたつもりが、実は同時に心も閉じていたんです。
心を閉じていたら大切なことは届かない
思考障害でも、思考障害がなくても、心で会話はするものだから
時にはポカーンとされたり、笑われる時もあるよ、
辛くないわけじゃない、寂しくないわけじゃない、
だけどこれが障害と生きると決めた私の姿だから
今も自ら話題提供することは勇気がいるけど
それが今の私でいいんだよ、ね?
*愛音*