支援者の方へ感謝

こんにちは、愛音です

B型は作業をして工賃を貰う場です
作業を通して社会復帰を目指します
でも、それだけじゃないことを元利用者の私は知ってます

B型を利用することでその方の1日は大きく変わります
人と会うのを楽しみにする人
それが負担になる人
自らB型を利用する人
家族に言われて仕方なく利用してる人
いろんな人といろんな感情が集まります

その感情を大切にしたかった
B型だから作業するのは前提としてありますが
作業だけすれば良いものでもない
作業だけ指導すれば良いものでもない
利用者の方をしっかりと見ていたかったんです

こんな気持ちを持っててもいいじゃないですか
だって私も元B型利用者だもの
当時いろんな気持ちを持って利用してました

家の玄関出るのに葛藤してた私もいたよ、
タイムカード押せばもう逃げられないと落ち込んでさ、
パン工房に入る前はいっつも深呼吸したし、
作業ではガチガチに緊張してた、

そんな私の心を職員さんたちは見ていました
愛音さんはいつもオシャレと褒めてくれた
工房に入れば待ってたよと挨拶してくれた
ガチガチに緊張してた頃は肩をマッサージしてくれた
終わればまた明日も待ってますと笑顔だった

それでも作業へ向かう時はネガティブ思考の塊でした
自分で利用を決めたのに超ネガティブ
行きたくないと思うのは珍しくない、むしろ毎回思ってました
なぜなら自分の世界が変わっていくことが怖かった
慣れしたんだ生活を崩すことが嫌でした
でもそれを優しく解してくれたのは職員さん達、

職員さんは作業以外の私の心も見守ってくれてた
それがイコール安心、というものだと知りました
安心できる場だと分かると心も自由になり
作業が楽しく、やり甲斐も感じました
そして目標を設定して達成していくことが嬉しかった
達成出来なくても怒る人はいない
むしろ褒めてくれた
愛音さんはよくやってます、自信持って
それに救われて目標を達成するため頑張れた

だから自分が職員になったときには
作業だけを見るのではなく人を見ていたんです
支援職は人や心に興味がないと出来ない仕事です
人と心を見ていないとできない仕事です
ストレスはかかります
だけどやり甲斐は大きいでしょう
1つずつ変化していく姿を見れるのは
職員、支援者の特権とも思ってました

きっと私の変化もこんな風に皆さん見ててくれたんだと思うと
照れくさくなるけど、感謝しかないです
今の私がいるのは関わってくださった支援者のおかげです
ありがとうございました

＊愛音＊

2023/02/03
曇り空だけど
明日のことは分からないよ？