辛さと生きるためにしている辛いこと

常に最悪の事態を想定しています
そうしないとひどく傷つくからです

幸せに浸っていたのに
突然事態が急変したとき
親友が遠くに引っ越し会えなくなるとか
付き合ってた人から別れを切り出されるとか
頭の片隅で「今はいいけど、いつか、、、」
そう考えてしまいます

これは相手に対して信用してない
という行為になります
けれど私は心が傷ついて
泣いて暮らすのが堪えられない

つまり小さな弱い人間なんです

就職の話を進めているときに
この話をしました
すると…
「えー！それは生きててしんどくないの？
だっていつも辛いこと抱えているんですから
辛いよ、絶対に辛い」
それでも最悪の事態を捨てることは
しませんでした

そして就職での最悪事態は想像でなく
現実として起こりました
「申し訳ないですが今回は見送ります」
この時もちろん心は傷ついたけれど
最悪の事態を考えていたので
致命傷にはなりませんでした

この最悪事態を常に考えることは
見方によっては辛いことです
幸せなのに頭の中では
不幸が大きく居座っているんですから

だけど、この形を捨て去ることは
きっと出来ない、少なくとも今は

今も最悪事態を考えています
その時傷を減らすため
自ら浅い傷を心につけている
これが私の守り方

＊愛音＊