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識名園に行ってきた前編【那覇市真地☀️】

2021.11月21日
ごくたまに那覇市の文化財課か…誰か、とにかく公的な催しで無料で学芸員か誰かの案内説明ツアーが行われる日があります。
現地集合のものだと、なんとその文化財の入場料まで無料になります!

とはいえ、首里城以外は駐車場無料入場料ワンコイン多いです。

この11月21日。日曜日で那覇市壺屋では「やちむん祭り」開催中で350円の焼物博物館が無料の日でした。

が、
なんと那覇市首里近辺では、「識名園」9時からガイド案内。「玉陵」そのあと何時からかガイド案内でした。
もちろん無料です!Instagramの那覇市文化財課がストーリーズで教えてくれました。
便利な良い世の中ですねぇ。

前の日までは「行く!タダだもん行くロハ好きぃ」
だったんですが、普段の不摂生と人見知りが祟り、
「眠いな…ガイド付きか…。1人でもよくない?どうせお安いんでしょ??」となり午後に行きました。

インスタを見なければ識名園に行こうという気はなかったかもしれない。
タダより高いものはないな。と思いました。
情報過多な、嫌な世の中ですねぇ。←

識名園とは

識名の御殿(しちなぬうどぅん)とも、また首里城の南にあることから南苑(なんえん)とも呼ばれた。造園は琉球の第二尚氏王朝、尚穆(在位・1752年 - 1795年)の時代に始まったと言われるが定かではない。完成は尚温の時代の1799年。

中国の様式と沖縄独自の様式の折衷様式で建築されている。完成当時は中国皇帝からの使者(冊封使)をもてなす、現在でいう迎賓館として使われた。「勧耕台」と称する展望台があるが、海を望むことはできない。これは琉球をより大きな国に見せるためともいわれている。
wikipediaより引用

一言で言えば王国時代の迎賓館。
首里近くの那覇市真地にある琉球庭園です。
識名園のパンフレットでは
「琉球王家の別邸で国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されました」とあります。
近くに識名霊園というお墓の地帯があり、名前も似てるので迷子になりやすいので注意です。そして晴明祭という春の時期に、お墓で一族大集合ピクニックするんで車が渋滞するのも注意。

学生の頃原付で識名霊園近くの施設に実習行ってました。明け方や夕方の仄暗い時間に原付で墓地を駆け抜けたのが懐かしいです。どの時間帯、天候でも同じオジィがバス停でバス待ちしてたのも懐かしいですね。Haha☆

窓口で検温などしてお金払って半券もらって入場!
大人400円でした。ワンコインお釣り付き。
それじゃあれっつらごー!

しばらくは森の中の道を歩きます。石畳なので歩きやすい靴が良いかもですね。ヒールでも慣れてる人なら行けないことはない。虫刺され注意です。

なかなかの秋晴れで日焼け対策していきました。木々の鬱蒼とした所は冷んやりした空気でした。
暑かったり寒かったりする十月夏小の時期でした。
この日の朝の投稿↓

順路を進むと左手に「番屋」右手に「通用門」が現れます。識名園に勤める番人(お役人)が出勤して待機する場所ですね。番屋は帰路で近づけるので我慢我慢。

しばらくゴツゴツ石畳を進むと、正門が見えます。
昔はここが正面だったということですかね。
王様や冊封使など偉い人・お客さん用の門です。

まだまだ歩くぜ。

正門以降の石畳は歩きやすくなるのは忖度だろうか。

通用門・正門の向こう側は普通の住宅街。外から見ると不思議な雰囲気です。金持ちの家の塀みたい。

あ、見えてきたぁ!
と見せかけて脇道に。

育徳泉。透明な水の名泉とのこと。この井戸の石積みも沖縄独特の積み方らしい。「あいかた積み」だそうな。
建っている碑は「水ちょーキレイじゃん!」という意味のことが書かれてるそうです。とちらも冊封使の作品。風流だね。
確かにキレイで、近寄れなくて写らなかったけど小魚とデカめのカニがいました。

井戸にバイバイしてまた少し歩くとやっと!!
庭と池と東屋(六角堂)が見えてきました!
ひぃー暑かったー。

順路的にすぐ近くに建物が出来てしまうので全景はこの後で!お宅訪問しちゃいます。

識名園の何が好きって、
隠す気のない電気設備が大好き!

識名園も世界大戦で焼失しています。そのため昭和50年から復元整備が始まり平成8年に完成した新しい建物なのです。関連遺産として世界遺産となりました。

普段は畳座にはあがれず展示品や説明パネルが置かれています。しかし文化の日には琉歌(沖縄ん短歌)を歌う歌会があったり結婚式を挙げることもできます!
フォトウェディングも可能らしいので興味のある方は是非。

屋内にあってもいろんなところから庭や池を望み中庭なども美しい!とっても可愛いです。電気完備!

消火器もちゃんとありますね!

《後編に続く》

※次回『識名園のトイレの怪』


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