マガジンのカバー画像

New Zealand 高校留学体験記

10
2009年から2010年まで通っていたニュージーランド、ダニーデンでの高校留学の体験を綴ったものです。
運営しているクリエイター

2019年11月の記事一覧

【NZ高校留学記】「ニュージーランド人に、おれはなる!」

「どっかで聞いたことのあるセリフっぽい!」ですって?笑 まさにそんなノリなんですが、ある意味冗談ではなかったんです。 勘違いしてほしくないんですが、 これ「自分はニュージーランド人に”なりたい”」ではなく、「”なるんだ”」と思い込んでいたんです。 なりたいという”希望”ではなくて、”なる”というあくまでも前提だったんです。 留学を決めて日本を離れる時、 僕はもう日本に住むことはない。 この先ずっとニュージーランドに住むのだ。 という、とーってもイターイ勘違いをして

【NZ高校留学記】自分で決めることの大切さ

ストレスフルな毎日無知が功を奏する形ではじまった僕の高校留学生活でしたが、(最初のうちは特に)大変なことも少なくありませんでした。 高校留学最大の壁は言うまでもなく英語(語学)でした。 どこで何をするのにもコミュニケーションはなくならないもので。 英語が喋れないことへのジレンマは相当なものだったとおもいます。(←他人事のように書いているのは、自分のことなんですがあまり覚えていないんです。) できてあまりまえの環境で、できないことは想像以上にストレスフルな毎日。 その壁

【NZ高校留学記】「日記を書いておきなさい」

「日々の生活を日記に書き残しておきなさい。」 それが、僕がニュージーランドへ高校留学へ発つ直前、母親がくれた(覚えている限り)唯一のアドバイスです。 小さい頃から単身赴任状態にあった父の分まで子育てに関してはほぼすべてを担っていた母親からは昔から「ああしなさい、こうしなさい」というような何かしらを強制されたことはほとんどありませんでした。 その代わり、常に僕にとって最善の選択肢を提示してくれて、最後の決断はいつも本人に任せてくれていました。 「日記」………? 正直