FineFastFoodsハーブ&スパイス・Veganカレー
食レポです。どこに書くか迷いつつ,ひとまずここnoteで。noteの使い道が定まらない。。
昔々の大昔,私が学生時代からお世話になっている友人,渡邊正都さんの会社,Fine Fast Foods。
六本木のパスタ&サラダ屋さんを皮切りに,素敵なレストランを都内近郊に次々とオープン。
ですが,COVID-19の大打撃を受け,六本木の思い出深いお店を閉めたり,色々が色々で,次なる挑戦として,ヴィーガンカレーの通販を始めました。
ヴィーガンカレーって?
落ち着いたらぜひFine Fast Foodsさんの公式サイトでも説明を載せてほしいところですが,このVegan(ヴィーガン)カレーは,肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品を使っていないカレーです。
ヴィーガンについては,Wikipediaのヴィーガニズムのリンクを張っておきますので,後でご覧ください。(ほかによい説明ページがあれば教えてください)
日本の精進料理もヴィーガンの一種ですよね。
人が「ヴィーガン」の食べ物を求めるとき,その理由は,多分いろいろ。例えば,宗教や特定の思想により動物を食べたくないとか,コテステロールやカロリーを抑えたいとか,大地のパワーを摂取したいとか・・・。
なんだかんだと,世界中で,ヴィーガンの需要がそこそこあるとのことです。
Fine Fast Foodsがヴィーガンカレーを始めたのは,「誰でも食べられるおいしいヴィーガンを提供したい」という思いから。
ヴィーガンを食べたい人も,ヴィーガン関係なくおいしいものを食べたい人も,みんな共通して,このカレーを楽しむことができます。ベースをヴィーガンにしておけば,みんなが共通で食べられるという思想です。お肉を食べたい人はこれにお肉を足せば済むという話で。食のベースをヴィーガンにしておくというのは,理に適っていますよね。
ヴィーガンが関係ない人にとっては,おいしさから,「ヴィーガンも選べる」という新しい選択肢が増えたことになります。
みんなにとっての食の「選べる楽しさ」を追求すると,ヴィーガンにたどり着いたようです。
で,カレーになったのは,おいしく作りやすかったからだと思います。カレーである程度成功すれば,多分この先,カレー以外のヴィーガンメニューも展開されると思っています。
カレーの種類
2021年3月22日現在,カレーは全部で、以下の5種類。
・〈ビーツカレー〉
『スーパーフード』と言われる栄養素豊富なビーツを食感、甘味を最大限引き出す為、ペーストしたビーツと角切りしたビーツ両方を使用してます。
ビーツの他、様々なスパイスをココナッツミルクが優しくまとめてくれました。
(Fine Fast Foods Storeより)
・〈ローストトマトと大豆ミートのイタリアンカレー〉
トマトの甘味がしっかり効いていて食べた瞬間フレッシュバジルとブラックオリーブの風味を強く感じるようにしました。サラッとしてそうなイメージですが濃厚な存在感の力強いカレーでナンともよく合います。
(Fine Fast Foods Storeより)
・〈アボカドと柚子胡椒のグリーンカレー〉
アクセントに柚子胡椒を加える事で、香と辛味を楽しめるように。タイカレー特有の柑橘系の爽やかな香りにアボカドを使い、まろやかさを加えた新しいタイカレーです。
(Fine Fast Foods Storeより)
・〈豆腐と大根のキーマカレー〉
通常のキーマカレーの食材としてはイメージのつかない豆腐の食感はひき肉感を。大根は食感と甘味を最大限に引き出すためひたすら炒めました。
キーマカレーの新しい世界が広がるカレーに仕上がりました。
(Fine Fast Foods Storeより)
・〈豆とココナッツのカレー〉
豆のカレーといえばインドではムングダール、チャナ豆が主ですが、枝豆、大豆、白豆など日本の豆を使う事で日本人の口に合う豆カレーです。
玉ねぎを中心とした野菜をとにかく炒めてキャラメルのような風味の甘みを引き出したカレーです。
(Fine Fast Foods Storeより)
食レポ〈ビーツカレー〉
2021年3月19日(金)自宅ランチ。
今は夫婦共々在宅ワーク中なので,ランチはサクッと準備できるレトルト品や冷凍品が中心です。このヴィーガンカレー,在宅ワーク夫婦のランチにピッタリです。1パック2人前ですし。でも逆に,単身者には,この1パック2人前というのは,扱いにくいんじゃないかな。
パックも大きめで,普通のお鍋には入らずフライパンで湯煎します。(これも単身等で小さめのフライパン・鍋しかお持ちじゃない方はどうするのだろうと老婆心)
ビーツカレーは綺麗なピンクです。あれ?noteにアップロードすると色がくすむの,なんでだろう。ピンクなんですよ。
仕事のことを考えながら湯煎していると,このピンクがカレーということを一瞬忘れていましたが,開封した瞬間,においはカレーでした。
辛さは,市販カレーでいう中辛程度。ココナッツミルクで優しい雰囲気を出しておきながら,しっかり辛いです。食後しばらく胃がホットです。
ビーツのシャキシャキ食感が嬉しいです。カレーは飲み物じゃありません。ちゃんと噛みたい派です。
動物性脂肪を使っていないので,全体的にあっさり目です。カレーはそういう系が好きです。食器洗いも断然楽です。でも食べたときにもうひと感動ほしければ,自分で何か具材を足した方がよいかもです(何を足せば化けるかなぁ)。
「ココナッツミルクの優しさと,スパイスの辛さと,ビーツのシャキシャキとピンク色が楽しい,あっさりタイプのおいしいカレー」でした。
食レポ〈ローストトマトと大豆ミートのイタリアンカレー〉
2021年3月22日(月)自宅ランチ
これもしっかり辛く,多分中辛。胃がホットです。
クミンがきいています。そしてトマトの酸味。
とは言え,「イタリアンカレーなのか?こんなにスパイスカレーの味しながら,きみはイタリアンなのか?イタリアワインと合うかもしれないけど,それでもきみはイタリアンと名乗っちゃって大丈夫なのか?」と思いながら完食。そんなことを思っているとワインがほしくなる,平日の昼間でした。
S&Bの大阪コロンビアエイトさんのレトルトカレーをもう少しマイルドにした味でした。日本の家庭カレーにはない味で,好きです。
動物性脂肪が入っていないので,やっぱり食べやすいです。市販のカレールーは脂がすごくて(しかも酸化しているという説も)体への負担が心配ですが,このあっさり加減なら連日でも食べられます。ただし,胃がホット。
トッピングもなんでも合いそうです。ビーツカレーより合わせやすそう。
食レポ〈アボカドと柚子胡椒のグリーンカレー〉
2021年3月27日(金)自宅ランチ。
小学校が春休みになりました。2人前パックを3人でどう分けるか,数日間思案していましたが,子どもには別のレトルト品を与えればよいことに気づきました。(遅)
アボカドと柚胡椒のグリーンカレー。さらさらです。深皿がお勧めです。私は間違えました。
柚胡椒のカレーということで,どれほど尖った味なのかドキドキしていましたが・・・,味は,王道のタイカレーでした。いわゆるグリーンカレー。
確かにこのカレー,ちゃんとグリーンカレーという名前なのですが,アボカドと柚胡椒が緑色という意味でグリーンなのだと勝手に思い込んでいました。説明にもおもいっきり「タイカレー」と書かれているのに,するっと見落としていました。これは,タイカレーです。私みたいに勝手に柚胡椒に過度な期待をなさらないでください・・・。
さて,私,グリーンカレー好きなんです。おいしいですよね。具もタケノコのシャキシャキがいいですよね。先ほども言いましたが,私,カレーは噛みたいのです。
その上で,このアボカドと柚胡椒のグリーンカレー,おいしいです!!!!これは,「おいしいグリーンカレー」です。ヴィーガン関係なくおいしいです。
アボカドがまたいい感じです。さらさらカレーの中で,アボカドのまろやかさとクリーミーさが貴重な存在です。ちなみに柚胡椒の味は見つけられませんでした。
タケノコの硬い部分やレモングラスも入っていたので,食べる際はご注意ください。
食レポ〈豆腐と大根のキーマカレー〉
2021年3月31日(水)自宅ランチ。
これ,気になっていました。説明書きに「大根は食感と甘味を最大限に引き出すためひたすら炒めました」とあるのですが,ひたすら炒めたら食感なくなりそうなイメージなので,いったいどんな感じなのかと・・・。
食べてみて,ああ,なるほど,と。食感と言っても決してシャキシャキではなく,鬼おろしのみぞれ煮のような,「大根の存在感が残っている食感」ということでした。
豆腐,大根,にんじん。すべて,歯ぐきで崩せる程度の柔らかさです。辛くなければ離乳食にできそうです。辛いけど!
これも中辛でしょうか。口にピリピリっときます。しかし,胃はそこまでホットになりませんでした。今までの中では,イタリアンカレーが一番,胃のホット状態が長く続きました。
スパイスの辛さでパンチは出ていますが,具は柔らかいし,やっぱり全体的にあっさりめ。そして,普段の家庭料理でよく使う食材なので,食べ慣れている感。
しつこくて申し訳ありませんが,私,カレーは噛みたい派なので,噛める具をトッピングした方が満足度が上がります。今回はムニムニしたキノコソテーを添えましたが,いい感じでした。シャキシャキ系も絶対合うと思います。
どのヴィーガンカレーも色々なトッピングと合わせやすそうなので,ぜひ皆さまも色々なトッピングを試してみてください。そして,よろしければよく噛んでください。
残り1品の食レポは食後更新します
5種類セットのうち,残りはあと1品。豆とココナッツのカレーですね。これも「とにかく炒めた」との説明書き。手間暇愛情かけてくださっていて,ありがとうございます。楽しみです。
食後に,ここに追記します!
動画「令和の虎」
最後に,YouTubeの「令和の虎」をご紹介します。起業のために出資を求める志願者が,虎と呼ばれる社長たちの前でプレゼンをする番組です。Fine Fast Foodsの正都さんはこの番組に虎の立場で出演していたのですが,あるとき志願者に。それがこのヴィーガンカレーの始まりました。