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御守りみたいなおれの愛は
プールでいっぱい泳いだ後みたいな心地よい気怠さに包まれながら、勢いまかせに走り書いている。あの神聖な時間をいつまでも鮮明に憶えていたい。
友人にお誘いいただき、「カネコアヤノ Hall Tour 2023 “タオルケットは穏やかな”」へ行ってきた。
職場から会場へ、地下鉄の人混みを泳ぐようにすり抜ける。地上へ出ると霧雨が降っていた。混沌としていて少し苦手な街は、この日はなんだか幻想的だった。
本当はあの曲のこの部分がどうだったとか書けたらいいけど、まだうまくことばに纏まらない。
いつか書くかもしれないけど、今はこのままぼんやり眺めているのが心地いい。
内緒話みたいな囁き声の直後には力強い抱擁。ほぼMCなしで駆け抜ける圧倒的な演奏スタイル。約二時間途切れることのない生音、振動、詩的なことば。
思い浮かんでくるのは、身近な人たちや自分自身のこと。数えきれないくらいの情景。
シャワーの蛇口をひねったみたいに情緒がとめどなく溢れ、終演後には下瞼につけてたラメのミイラが頬まで零れていた。
低気圧なのに今夜はからだが軽い。
分からないままでもいいって、全身全霊でしなやかに寄り添ってくれてありがとう。
タオルケットは穏やかな
爛漫
やさしいギター
眠れない
予感
燦々
サマーバケーション
明け方
エメラルド
季節の果物
さよーならあなた
ゆくえ
もしも
車窓より
月明かり
抱擁
気分
こんな日に限って
わたしたちへ
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