料理のむこうに
心がザワつくときは
気の赴くまま
一心になにかへ向かう
それが整う術のひとつ
わたしにとっては
料理が
その手段になり得るんだってことが
年月を経て
ようやくわかってきた
心静かに、ただただ、手をうごかす
流れる音、色、感触、香りを
五感でとらえる
その時間が、自分をじんわりと満たしてゆく
静かな幸せ
でも、わたしが最も求めているのは
料理をすることよりも
その向こうにある
自分の世界観ですべてを表現し
内側にある燻りを解放すること
たぶん
そして、こうした営みが
流儀を生み出し
美学をもたらし
その人を包むかもしれない
なにより美しい衣となって
さて、一皿のレシピをご紹介。
1 豚肉は一口大に切り、しょうゆ、酒、はちみつで下味をつける。
2 パイナップルは一口大に切り、ナッツはからいりして粗刻みに。
3 豚肉をオリーブ油で焼く。
4 ボウルに紫たまねぎのみじん切り、すり下ろししょうが、ナンプラー、レモン汁(この辺はお好みで)を合わせて、ソテーした豚肉とパイナップル、ナッツを加えて混ぜ合わせる。器に盛り、残りのナッツと香菜を散らす。
パイナップルには、お肉の消化を助ける酵素があるので、生のまま使うのがポイント。
わが家は、酸味が好きなので、たまねぎのみじん切りではなく、マリネしたものを入れたり、お酢を少し加えたり。お味は体調や気分に合わせてアレンジするのがいいです。
__わたしにとって料理とは、心が整う術でもあり、愛情表現でもあるんだ。
その愛情表現についての記事はこちら。
料理も写真も、ほぼ習ったことなく。みようみまね。
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