見出し画像

料理のむこうに

心がザワつくときは

気の赴くまま

一心になにかへ向かう

それが整う術のひとつ


わたしにとっては

料理が

その手段になり得るんだってことが

年月を経て

ようやくわかってきた


誕生日のテーブル


心静かに、ただただ、手をうごかす

流れる音、色、感触、香りを

五感でとらえる

その時間が、自分をじんわりと満たしてゆく

静かな幸せ


画像2
弟からのお土産アルゼンチンワインとともに


でも、わたしが最も求めているのは

料理をすることよりも

その向こうにある

自分の世界観ですべてを表現し

内側にある燻りを解放すること

たぶん


旬のいちじくをつかって



そして、こうした営みが

流儀を生み出し

美学をもたらし

その人を包むかもしれない

なにより美しい衣となって



さて、一皿のレシピをご紹介。

画像4
パイナップル、豚肉、ナッツのサラダ


1 豚肉は一口大に切り、しょうゆ、酒、はちみつで下味をつける。

2 パイナップルは一口大に切り、ナッツはからいりして粗刻みに。

3 豚肉をオリーブ油で焼く。

4 ボウルに紫たまねぎのみじん切り、すり下ろししょうが、ナンプラー、レモン汁(この辺はお好みで)を合わせて、ソテーした豚肉とパイナップル、ナッツを加えて混ぜ合わせる。器に盛り、残りのナッツと香菜を散らす。


パイナップルには、お肉の消化を助ける酵素があるので、生のまま使うのがポイント。

わが家は、酸味が好きなので、たまねぎのみじん切りではなく、マリネしたものを入れたり、お酢を少し加えたり。お味は体調や気分に合わせてアレンジするのがいいです。



__わたしにとって料理とは、心が整う術でもあり、愛情表現でもあるんだ。
その愛情表現についての記事はこちら。

料理も写真も、ほぼ習ったことなく。みようみまね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?