在外投票行って外食
10月16日。外国に住む私たちにとっては、この日から在外投票が始まった。
投票日の最後は10月20日、お昼まで。4日と半日しかない。
急に決まった選挙で、投票日のお知らせも暫定で届いた。お仕事に無理なく投票に行けるのは1、2日くらいしかなかったから、在外投票の初日、10月16日に投票に行ってきた。
私がベルリンに住み始めたのは約2年前。その間に一度、地元の補選があったけれど、在外投票の申請をしていなかった私は投票ができなかった。
衆議院の解散は、数か月前から噂され始めた。在外投票に必要な選挙人票が届くには3か月ほどかかるとのことで、私は4か月前、7月に大使館へ申請に行った。
この時に申請へ行っておいてよかった。今回の衆院選は、無事に資格があって投票ができた。
今回の投票は、初日であり平日に行ったけど、私の行った時間帯には、他に12名ほどの方が投票に来られていた。ご夫婦、子どもを連れた方、私のようにひとりで来た方。勝手に親近感や連帯感が湧いた。
日本、このままじゃダメだよね。私たちの投票で意思を示そうよね。なんて、心の中で言葉が湧いた。
モー娘。の歌にあるように、この日は「投票行って外食」をしたいと思っていた。ひとりでも外食をして帰ろうと思っていたけど、偶然に友人から誘ってもらったから、グルジア料理を食べて帰ってきた。
どうやら平日でも予約必須の、お誕生日のお祝いなんかに使われるようなお店らしかったけど、私たちは時間が早かったので予約なしで入れた。
投票をして、素敵なお店で食事。ついでにいえば、投票前には素敵な方のところで、ドイツに来てから初めての整体。素敵な1日、何かからの祝福のようで嬉しい。
友人とたくさん話し、美味しい料理を食べ、帰りにはタピオカのお店に寄り道して帰った。ベルリンでの幸せな日常を過ごしたのだった。