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言葉をしまって
最近、おうちでパソコンをひらく気分にあんまりならない。心や頭の中に言葉は溢れているけれど、それをキーボードで打ち込む気分にもなんだかならない。
職場の学校では、学生に対して「今そう感じた思いを言葉にしてごらん」と口癖のように言っている。アカデミズムは、社会のこと人間のこと自然のことを言語化する世界だから、言葉を紡がないことにはなにも始まらない。気が付いたら、私はどんなことでも言葉で表現しようとしてきた。
でもきっと私は、ずっと言葉が過多で言葉に溺れてたのかもしれないなぁ。
言葉に疲れた時は、カメラを持って外に出る。人がいないところでこっそりマスクを口元まで下ろして、春の空気を吸ってみる。春のぽかぽかを、あるいは意外とひんやりした空気を、肌で感じてみる。
その時感じたふわふわいい気分を刻みたくて、ただ無心にシャッターを切る。
そういうとき、言葉なんていらないのにね。
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