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詩 #6 きみへの祈り


いやだという

やりたくないという

かえりたいという


ぼくは
ひとつひとつのきみの否定系に
すこし傷つきながら

きみを
希望から引き離さないように
繋ぎ止めようともがいてみせてはいるが

きみがきみ自身を否定しない限りは

最大級の悲しみではないと

そっと胸を撫で下ろしている



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